大きな大会が一段落しました。
そして、いよいよ学校も始まりましたね。
なぜか、この時期に多いことがあります。
それは・・・
クラブの移動です。
ジュニア選手達が所属していたクラブを辞めて他のクラブへ移動するのです。
少なからず夏が終わるとどこのクラブでも多少入れ替わりがあるのかもしれません。
今年の夏も例外ではありませんでした。
自分にプラスになると信じてクラブを移る、ということに関しては特に言うことがないのですが(とにかく頑張ればよいので)。
今いるクラブに不満があって移る、という場合は少し疑問が残ります。
どのクラブも出来る限りの体勢で臨んでいると思うのです。
それは必ずしも完璧ではないのですが、さて、完璧とは一体なんでしょう・・・?
僕にはわかりません・・・
選手や父兄の方々が満足することが必ずしも良い結果に繋がらないことをコーチの方々は知っています。
なので少なからず疑問に思うこともあるのかもしれません。
それでもそれを信じてやり遂げていく、ということが選手には非常に大切なのです。
信頼する、ということはジュニアの世界では選手、保護者、コーチの三角関係が上手く保たれていることが必要になります。
そこには様々な労力や思考が入り乱れているので難しいことであることは確かです。
なので本心からではないにしろクラブを辞める、という形もあるでしょう・・・
その決断はコーチが介入するところではないのでクラブ側からするとどうしようもありません。
しかしながら、ここで一つお願いがあります。
クラブを辞める場合、いかなる理由があろうとも筋を通してから辞めましょう。
今の自分のテニスがあるのは他の誰でもなく今まで教わっていたクラブのコーチのおかげであることは間違いありません。
自分の力で強くなった、とは思わないほうが賢明です。
ですから、それまでお世話になったコーチ、クラブに感謝の気持ちをしっかりと伝えてから、自分がこれからも頑張る、応援してください、と一言言うことはそれほど難しいことではないと思います。
テニス界は狭いので、クラブからクラブへと次々に渡り歩く選手はすぐに皆が知ります。
そして、その理由までもが知られます。下手をすると湾曲して伝わってくることもあるみたいなので、たとえ辞めるにしても筋を通してから辞めることでその可能性はかなり低くなります。
それから、辞める前に他のクラブへの練習は事前に今のクラブにその意思を伝えてから行くようにしましょう。
それも今までお世話になっているのですから礼儀として・・・当然です。
ジュニア選手で確実にそれらをこなすことは難しいです。保護者、コーチの役割が非常に大きくなってきます。
一生懸命にコーチの方が教えてきた選手が何の挨拶もなしに、他のクラブへ行ってしまった・・・
という話を聞くと悲しくなってしまいます。
コーチも親御さんほどではないにしろかなりの愛情と情熱を持って教えてきたはずです。
聞くところによると昔はこういうケースはかなり少なかったようで、ここ10年くらいの間にそのような黙って他のクラブへ、というケースの数が増えている、らしいです。
人との接し方は非常に難しいですが接することで学ぶことは非常に多いです。
メール一つでありがとうございました、よりも直接会って、相手の目を見てありがとうございました!
これが当たり前の世の中でいてほしいと思います。
そういうことも教えていく必要があるのかな、と思うと同時に自分がどれほどできているかを考えると・・・完璧な人間はいませんね(笑)
頑張ります!!!
気合い!!!!!!!!!!!!!!!!
コメント
筋を通す、感謝の意をきちんと伝えてから・・大事ですよね。ジュニアの場合、やはり親の姿勢が関係すると思うのでいろいろな場面で気をつけていかなければと思いました。
私は小学4年生の子供を持つ親です。本人は今のスクールもコーチも気に入っていて、試合にも挑戦しながら、楽しく頑張っています。選手になるのが夢だと言っています。ですが今のクラブは”小学生は楽しく”、というところで、どちらかというとのんびりしています。周りからの情報などを聞いてしまうともう少しレベルアップさせるところのほうがいいのでは、などど思ってしまいます。ですが本人に話すと今のところでやりたいと言っています。子供は自由であるべきだし、考えを持ってやっていることが大事だとは思いますが、別の世界を体験して選ばせるのもひとつではと思うのです。
どのように思われますか?
筋を通す、感謝の意をきちんと伝えてから・・大事ですよね。ジュニアの場合、やはり親の姿勢が関係すると思うのでいろいろな場面で気をつけていかなければと思いました。
私は小学4年生の子供を持つ親です。本人は今のスクールもコーチも気に入っていて、試合にも挑戦しながら、楽しく頑張っています。選手になるのが夢だと言っています。ですが今のクラブは”小学生は楽しく”、というところで、どちらかというとのんびりしています。周りからの情報などを聞いてしまうともう少しレベルアップさせるところのほうがいいのでは、などど思ってしまいます。ですが本人に話すと今のところでやりたいと言っています。子供は自由であるべきだし、考えを持ってやっていることが大事だとは思いますが、別の世界を体験して選ばせるのもひとつではと思うのです。
どのように思われますか?
子供から練習状況を聞いて(あるいは練習を見て)親からコーチに話す、コーチは告げ口をされたようで面白くない、子供に「自分で言ってこい」と怒る、子供は親とコーチに挟まれて苦しむ、このような状況をよく見かけます。親とコーチがもっとちゃんと時間をとって話しあい、納得感のあるスケジュールと目標を共有しあうべきだと思います。
東北オープンはどうだったんですか??
メール一つでやめるなど、言語道断だと私も思います。クラブを転々として強くなるとも思いませんが、しかし・・・。
狭い世界で、選手が移動時コーチ同士で連絡を取ることがあるのはずいぶん前から知っていますが、これは個人情報保護としては、問題だとずっと思っていますし、相手は将来のある子供なのですから、事前にやり取するのは辞めてほしいです。先入観をもって指導されるほど子供にとってひどい話はありません。選手本人を見て自分の目で確認してほしいです。筋を通して辞めても、歪曲されることもありますから。
ユーミンさん
コメントありがとうございます。
ユーミンさんのケースでは・・・
個人的な意見としては、他のクラブを考えることは悪いことだとは思いませんが、もう少し今のまま頑張らせてみては、と思います。
お子さんが楽しいのが一番、ということもありますが本当に今のままでは足りない、と本人が思えば必然的にそういう流れになるのではないでしょうか・・・
まだ小学校4年生ですからものすごく焦る、ということはないと思います。
南国プレーヤーさん
確かにそのような状況はコーチと親御さんとの関係次第で陥らなくてもよい場合もありますね。
おっしゃるとおりだと思います。
どうにかそのような状況に持っていけるよう頑張ります!
なだるさん
シングルスは3回戦、ダブルスはベスト4でした・・・(涙)
アロハさん
これは僕達の場合ですが、選手の話を他クラブから聞くときは、挨拶してあるか、ということくらいです。
その選手のテニスは見ればわかるし、性格も話せばある程度はわかります。
もちろん時間が経てばもっと良く知ることができます。
そういった意味での先入観は無いですが、その話だとある所も存在するようで・・・
クラブ間は選手を強くしたい、という気持ちだけでつながっているところが殆どなので「うちからそちらのクラブに○○が行きますがよろしくお願いします」という感じしか今のところ知りません。
僕らのスタンスとしては数あるクラブの中から選んで頂けたのですから、その選手を全力で強くしよう!と思うだけです。
アロハさんがおっしゃることがあるとしたら、それは、同業者としては少し悲しいことのような気がします。
申し訳ありません。
お返事をありがとうございました。
親の私が少し焦ってしまっているのでは・・・と迷いがあったので、やはり暫く本人の様子を見ていこうと思います。
ブログいつも楽しみにしています。
またコメントさせて下さい。よろしくお願いします。