最近のジュニア

昨日まで全日本ジュニアに行っていましたが、最近のジュニアについて思うことをまた・・・

昔と比べてはいけないのかもしれませんが、やはり強く思うことがあります。
それは・・・
甘い・・・

その甘いという言葉には色々な意味があります。
まずは自分に対する甘さ。
これが一番ですが、厳しい練習をしている時に、自分なりに頑張ったという評価を自分に与えてしまっているんだと思います。
頑張ったという評価は他人がするものであって、自分でするものではありません。
そこを間違えてはいけません。
どんなに自分なりに頑張ったとしても誰かがそれを認めない限りはまだまだ足りないということです。
本当に自分に対して厳しい選手には厳しくすることは言いませんよ・・・

もう一つは相手に対する甘さ。
これは試合の時に良く出ますが、要は自分より相手のほうが強いという錯覚にとらわれ、本来の実力を出さずして敗北を認めてしまう場合です。いわゆる名前負けというやつですね・・・

勝手に相手を過大評価してしまうのは、自分に自信がないのも理由の一つだとは思いますが、テニスでは強いものが勝つ!!のではなく・・・

勝ったものが強い!!!!!!!!!

というふうに僕は思います。
なので試合が終わって初めて勝敗がつくのですから、試合前に相手の実力を評価するのは大して相手のことが分かっていない場合が多いです。
たとえ、世の中の全員が相手のほうが強いと試合前に思っていたとしても、自分だけは自分のほうが強い!絶対勝つ!!!!
って思っていないとだめですよ!!
自分の味方はどんな時でも、最終的には自分ですから。

というわけで最近のジュニアについて思うことですが、もちろん全員に当てはまるわけではありません。なかには、感心するくらいしっかりしている選手がいるのも事実ですから。

ただ、甘い選手が多いということです。
その原因は、本人、両親、学校などの環境全てが当てはまるとは思うんですが、本当の所は良く分からないのも事実です。

ただ、今は学校でもあまり怒られない、親にもあまり怒られない、ましてや殴られたりすることもない、とか・・・
殴ることを良いこととは思いません。ただ、自分が成長していく過程で体で覚える必要もあるとは思います。
特に、テニスのように、競技のなかで生活しようとするのであれば・・・
普通に学校へ行って、普通に勉強して、普通に就職して、普通の生活をしようとしている人達とは違う人種ですから。

よく聞く言葉・・・
「うちの子は納得しないとやらないんです・・・」
いやいや・・・違うでしょ・・・

納得するかなんてどうでもいいんです!!
やれと言われたらやる!という事が大事ですよ!!
少なくともジュニアより人生経験のある両親、コーチ、先生から言われたことにノーは無しです!!

まずはやってみましょう!!そこに何かがあるかもしれないし、損をすることはないですから。

あえて荊の道を進みましょう!!!!!!

頑張れ!!!!!


コメント

  1. H.H. さん : 2007.08.16

    わが娘にとって、タイムリーなブログにビリビリしびれました。さっそく娘に読ませたら、印刷してというので、プリントしてやりました。テニスノートにはるらしいです。いつも忙しい合間をぬってためになるブログをありがとうございます。

    返信

  2. ゆーま さん : 2007.08.17

    H.Hさん書き込みありがとうございます!
    いや・・・恐縮です。
    ありがたいお言葉で、俄然やる気が出てきました!
    僕の言葉でも少しでも誰かのためになれば、と日々思っています。
    これからもよろしくお願いします。

    返信

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