1998年の全豪オープンの準優勝者

私が海外のプロ選手を目の前で初めて見たのが、チリのマルセロ・リオス選手。

仙台で行われたYonexのイベントに来ていたのですが、イベントに来るかどうかはリオス選手の機嫌次第と言われていた位、関係者泣かせの選手だと当時は聞いていました。(実際にその前のイベントは参加しなかった、と聞きました)
初めてリオス選手を見た時に、あまりにもボールに追いつくのが早く(打ったボールが彼の所に戻って来ているようにも見えました。)、ボールを左右に正確に、そして簡単にコントロールする姿を見て「テニスってこうやってやるんだ」と度肝も抜かれたのを覚えています。
ちなみに山形に住んでいた23年間で、日本人プロ選手の打つボールを生で見て、これまでのテニスの常識を崩されたのが、山本育史プロのフォアハンドアングルのボールの落ち方、金子英樹プロのボールの曲がり方、寺池貴弘プロのボールの飛び方。
いずれもあれは衝撃的でした。
リオス選手は1998年の全豪オープンの準優勝者で、サンプラス選手の世界1位連続保持記録を「102週」で止めた選手です。しかし、1位でいたのは1ヶ月間のみでした。
ちなみにフェデラーが保持してきた世界ランキング1位連続保持の世界最長記録を「237週」で止めたのは、今年の全豪オープンでフェデラー選手に勝利し、決勝に進出したナダル選手です。
下記の動画は上からマイケルチャン、ロジャーフェデラー、アンドレアガシ、(そしてスーパープレー集)と対戦したものですが、ウインドミル、ラットショット、バックハンドフェイスアップ、ジャックナイフ等、キャンプで実践した内容が目白押しです。
175センチとプロ選手の中では体が小柄なのですが、動きのスムーズさ、ボールへの力の伝え方、反応、タッチ等ほれぼれします。
左利き特有のスライスサーブ&ボレーは、昨年タイランドオープンで見た、ドダルドヤング選手を思い出しました。
よく試合を見ると、海保レオ君にプレーが似ています。


コメント

  1. 友美 さん : 2012.01.27

    こんばんは。お久しぶりです。今年はチンゲイパレードに参加し、海外生活を楽しんでいます。もちろんテニスもです!
    今年の目標は怪我を少なくすることです。去年、肉離れを何回も繰り返し辛かったので今年の目標がこれです。
    今年もよろしくお願いします!!!!!←すみません・・・遅くて・・・

    返信

  2. 酒井亮太 さん : 2012.01.30

    友美
    コメント有り難うございます。
    今年は怪我の無い1年になると良いですね。
    また会える日を楽しみにしています。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。