兄弟・親・・・

テニスを愛する皆さんこんにちは

今日はミーシャの弟、サーシャの試合を見に行ってきました。

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サーシャ11歳(今年12歳になります)試合直前の表情。

ミーシャとは10歳の年の差ですが、ルックス・性格・テニスの
スタイル・・・何から何まで全く対照的な兄弟です。

練習や試合中も黙々とプレーする兄貴に比べて、弟は感情の
起伏が激しく練習中や試合中も癇癪を爆発させます。
(プレーも弟はずっと派手ですね)

練習中よりも試合中の方が動きが良く、打つボールも速く
攻撃的にプレーする所は選手向きの資質があると言えると
思います。 まあ、先はまだまだ長いですが・・・。


私が彼と練習するのは、週に2~3回(1回約2時間半)の
プライベートレッスンですが、兄貴と同じ量の練習をする
よりも精神的にはかなり疲れます。
(ミーシャは練習中に文句なんか言わないですから)

性格やプレースタイルも違うので、練習の方向もかなり
変えています。兄貴の場合は基本のクローズスキルが
8割以上で練習を組み立てていましたが、弟の場合は
クローズスキルの割合は6割くらいで、よりオープンな
形の練習を増やしています。

彼らのお父さんは元ソ連のデ杯選手、お母さんもナショナル
レベルの選手でしたので、私なんかよりもずっとテニスの
事を良くわかっています。

一緒にコートに立つ時もありますが、基本的にプライベート
レッスンの時には練習中に口出しをする事はありません。
(親が口出しすると仕事をしにくい事を知っているのでしょう)

ミーシャと遠征に行く時も、指示などされた事がありません。
お父さんが毎日つけている練習日記を手渡され、「毎日の
練習内容(量)や試合内容を書いておいてくれ」、だけです。

テニスはメンタルスポーツといわれますが、人の心理状況を
考えモチベーションを上げるコツを良くわかっているな~~と
思います。

今日のサーシャの出場した大会はローカルの16歳以下の
試合でした。体格で劣る相手と試合をするのは自然に
頭を使うのでプレーの幅が広がると思います。

今日も感情を爆発させてレフェリーに注意されていましたが、
早く国外での試合で揉まれて”天狗の鼻”をへし折って
もらう必要がありますね・・・。

井の中の蛙・・・にならないように・・・・。

コメント

  1. Zero Cool さん : 2009.03.01

    どうもです。
    本投稿記事で書かれているクローズスキルとオープンというのは、スタンスのことですか?

    私も一切練習内容に関しては口出ししたことはありませんので、親の姿勢としては正しいようですね・・・笑)最近コーチから注意されるのは、「ブログでいろんな事を公開し過ぎているのでは・・・」とのことでして・・・

    返信

  2. 濱浦 さん : 2009.03.02

    ZeroCool様
    いつもコメントありがとうございます。

    私の書き方が悪かったですね、失礼しました。

    コーチによって多少の解釈の違いがあると思いますが、
    私の場合は、クローズスキル=打つ方向等を予め決めて
    正確にコントロールする、繰り返しの練習で体で覚える
    練習内容という意味合いです。

    オープンスキル=ラリーの中で選手が自ら状況を
    判断してショット選択をするなどの練習内容です。
    一般的には各種ポイント形式等がオープンスキルの
    練習と言えると思います。

    どちらも不可欠な練習ですが、今回取り上げた兄弟の
    場合は約10年のタイムラグがありますので、自然に
    練習の内容も違ってきていると言えると思います。

    いずれにせよ、もう少し上手く説明できるように
    ならないといけませんね。

    コーチの端くれとしては・・・。

    親に関して言うと、海外では「お金は出すけど口も
    出す」という親が多いですね、気持ちは分かりますが、
    ピントが合ってない場合は苦労します。

    日本の場合はどうなのでしょう・・・。

    返信

  3. Zero Cool さん : 2009.03.02

    なるほど・・・クローズとオープンは使わせて頂くかも。

    親に関しては・・・「親」の私が言うのもなんですが、「お金」は出したくないけど「口」は出したい、というのが大半の親なのでは、日本では。テニスクラブと学校の部活を同等と考えていらっしゃる方が多いですから・・・(これって、きっと本当のことですが、日本のコーチは決して口に出しませんよ、当たり前ですが。)

    返信

  4. 俺流!テニス論 さん : 2009.03.02

    クローズスキル、オープンスキル、そしてネットプレー

    必ずチェックしている「濱浦貴光 公式ブログ」ですが、2009 年 3 月 1 日の投稿記事、「濱浦貴光 公式ブログ::兄弟・親・・・」にとても気になる内容…

    返信

  5. 濱浦 さん : 2009.03.03

    Zerocool様

    いえいえ海外でも「お金は出さないけど、口は出す」
    という親は沢山います。

    「口を出す」を全否定する訳ではありませんが、
    タイミングやピントが合っている事は、大切な
    事だと思います。

    特に思春期の子供は周囲に流されやすいので、
    親がきちんとした判断力を持ち、子供にアドバイス
    (特に進路など)が出来る事は重要だと思います。

    親の方が「周囲に流される」「情報に振り回される」
    というのが、一番問題だと思います。

    木の上に立って見る・・・親は俯瞰力ですね。

    返信

  6. 婆ちゃん さん : 2009.03.07

    濱浦さん 始めまして! Les Petitsas のブログを書かれたときに コメントをするつもりで遅くなりました
    あのコメントにポオル ダ二ェルと娘さんの写真がでていました 友達からメェルがあり 貴女の知人のダ二ェルさんの写真が 濱浦さんのブログにでているとの知らせがあり
    本当にそうでした.ポオルに一月ほど前に私たちのクラブでおばさんテニスをしていましたら その時に日本語で 大きな声でエラ をすると 下手クソなんてみんなが日本語が分からないと思いながら ボオルを打つていましたら 隣のコオトから
    笑い声が聞こえるのでどうしてあの人たちは私たちの言葉がわかるのかと不思議でしたら 可愛いお嬢さんが日本語で こんにちわ と挨拶 びっくりしてたときに ポオルが来て
    彼には彼の高校時代から会うつてないので それに 少し髭で気がつかなかつた でも近くに寄れば 昔のポオルでした
    彼は小さいころから かつこうのいい テニスをしていました。そうゆうわけで 若しダ二ェルの家族に会えるチャンスがあれば 頑張るようにお伝えください ながくなりなした

    返信

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