［６日］ 国際テニス殿堂は６日、２０１３年の殿堂入り候補者を発表。女子テニスの元世界ランク１位、マルチナ・ヒンギス（３１、スイス）らが選ばれた。
ヒンギスは１６歳のときに全豪オープンとウィンブルドン選手権を制するなど、四大大会シングルスで通算５回の優勝を達成した。２２歳だった２００３年に足首の故障で引退したが、２００６年の後半に現役復帰。しかし２００７年、ウィンブルドンでの薬物検査でコカインの陽性反応を示し、再び引退した。ヒンギスは２年間の出場停止処分を受けたが、潔白を訴え続けた。
ヒンギスのほか、１９９１年のウィンブルドン王者ミヒャエル・シュティッヒ（ドイツ）、ダブルスで活躍したヘレナ・スコバ（チェコ）らも候補に選出された。
殿堂入りメンバーは来年の前半に発表され、殿堂入り式典は７月１３日に行われる。
※写真：国際テニス殿堂は、２０１３年の殿堂入り候補者を発表。女子テニスの元世界ランク１位、マルチナ・ヒンギス（写真）らが選ばれた。パリで２０１０年８月撮影。
（ロイター）
