21日、今年最後のグランドスラムである全米オープンのシングルス予選1回戦が行われ、女子シングルスでは奈良くるみ(21歳)が、男子シングルスでは守屋宏紀(22歳)が見事に勝利、本戦出場権獲得に一歩近づいた。

日本勢の先陣を切って試合に臨んだ第7シードの奈良は、マリア・イリゴイェン(26歳、アルゼンチン)に6-1、7-6(9)のストレートで勝利、2010年のウィンブルドン以来となるグランドスラム本戦出場に向けて、一歩前進となった。

昨年の今大会でグランドスラム本戦初出場を果たしていた守屋は、サミュエル・グロス(25歳、オーストラリア)に6-4、4-6、6-3のフルセットで競り勝ち、予選2回戦に駒を進めている。

この他の日本勢では女子シングルス予選1回戦に瀬間友里加と尾﨑里紗が登場したが、瀬間はアンドリーア・ミツ(21歳、ルーマニア)に2-6、6-4、3-6で、今回がグランドスラム初挑戦となった尾﨑はカミラ・ジョルジ(21歳、イタリア)の前に3-6、2-6のストレートで敗れた。

今大会の予選には、男子シングルスに4名、女子シングルスに7名の日本勢が出場している。

【PR】来年の全仏オープン決勝ツアーが当たる!