ヨネックス契約選手大集合

ヨネックス株式会社が主催する「YONEX TENNIS FESTIVAL2026」が、10月25日(日)に東京・有明コロシアムで開催された。東レPPOの予選決勝が行われたセンターコートで、大坂なおみをはじめとしたヨネックスの契約選手が次々にコートに現れて、トークやエキジビションマッチを繰り広げた。

19回目を迎えるヨネックステニスフェスティバルの今年のテーマは、「ジュニアに夢と希望を」。そこでヨネックスの育成プロジェクトから太田光音(みお)と、全日本ジュニア14歳以下で準優勝した宮本珠莉愛(じゅりあ)の2名のジュニアが、エキジビションマッチに参加するためにセンターコートにやってきた。

そして、2人のウォーミングアップの相手役を務めたのが、大坂なおみ。大坂は「素敵な雰囲気の会場。緊張しないで楽しみましょう」とジュニアに声をかけて、ウォーミングアップがスタート。

スペシャルMCの伊達公子さんも加わり、4人で数分間ラリーを行った。大坂は「ミスしなくてうまかった」と褒め、ジュニアたちは「世界ナンバー1の大坂選手と打てて貴重な体験で楽しかったです」を声をはずませた。

次は本番のエキジビションマッチ。車いすテニスのレジェンドである国枝慎吾さんは「(会場の雰囲気)最高ですね。この日のために練習してきました」と気合を見せる。アジア大会で単複で金メダルを獲得した小田凱人は「少し前まで愛知にいたんですけど、新幹線をかっ飛ばしてきました」と、やる気は十分。

2人はウォーミングアップからアクロバティックに動いてみたり、アングルを狙って前後左右に相手を動かすなど会場を盛り上げた。会場も身体も温まったところで、ジュニアと車いすテニスのニューミックスダブルスがスタート。

しっかり打ち合うラリーからポーチで決めたり、ストレートにリターンエースを取るなど、ダブルスらしいポイントが展開された。そんな中、スペシャルMCの伊達さんが「ジュニアがボレーに出てない」とチクリ。

その後からジュニアたちもポーチに出たりと積極性が出てきた。「ダブルスはネットにいる人が触っていくことが大事。こういう雰囲気の中でも、出ていけるように」とジュニアにアドバイスする伊達さん。

試合は3-3でタイブレークとなり、マッチポイントでは国枝さんがパートナーの宮本を呼んで打合せをして、宮本が見事にポーチを決めて勝利した。何を打合せしたのか聞かれた国枝さんは、「ダブルスは読み合いなので、大人の駆け引きです」と逆転勝利に満足気だった。

次のエキジビションマッチも豪華メンバー。元世界1位で現オーストラリア代表監督のレイトン・ヒューイットさん、日本代表監督の添田豪さん、東レPPOに出場するジャスミン・パオリーニと坂詰姫野。ヒューイット/パオリーニ対日本ペアで対戦となった。

テンポよくストレートに決めにいったり、女性陣はクロスラリーからストレートロブを打ったりして、会場が盛り上がる。特にパオリーニはダブルス巧者だけあり、ボレーや勝負に出るタイミングが見事だった。この勝負も3-3タイブレークとなり、ヒューイット/パオリーニペアがタイブレークを制して勝利した。

最後は東レPPOに出場するために来日した多くのヨネックスの契約選手が登場。会場に景品と交換できるボールを打ちこんで、盛り上がりのまま終了した。

伊達さんが「有明コロシアムでテニスを通じて皆さんとつながれる時間(ヨネックステニスフェスタ)をずっと続けてほしいと思います。明日からはトップレベルの戦いになるので、皆さん楽しんでください」と締めくくった。

取材:赤松恵珠子 写真:伊藤功巳