南米放浪記2013<挑戦>

Colombia Futures2週目が終了しました。

シングルスは2Rを突破し、QFでBUCHANAN Chase (USA)に敗退しました。悔しさが残る中また来週の試合に備えたいと思います。

しかし面白い事に、標高2600mのボゴタから2000mのマニザレスに降りて来た瞬間テニスが落ち着きました。普通に考えたら高いはずの、標高2000mがSea levelに感じる程でした。人間の感覚は本当に敏感で、特にテニスは道具(ラケット、ボール)を使うので、それが顕著に表れるスポーツなのだと言う事を改めて実感しました。

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最終日はワインを飲みながら、熱いミーティング。今後の計画など。

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さよなら、綿貫ぼっちゃん。Mr.几帳面。

<若いときの苦労は買ってでもしろ>

と良く言われてきました。僕にとって勝てない日々が苦労なのか?と考えた時、確かにそうなのですが、こうやって何年もプロとして世界の各地を転戦して、サバイバルしていると言う事実は苦労でもなんでもなく、幸せな事である事に気がつきます。

横目に、シンシナティーのATPマスターズやUSOPENを見ながら、『こんちくしょう!!!』とコロンビアフューチャーズを戦う???。本当にここに届くのか??と自問自答しながらも、良い刺激を貰いドサ廻りをする???。もう一度言いますが、これは苦労でもなんでもなく、『挑戦』であり、その事自体が『幸せ』なのです。

『挑戦』??? 戦いや試合をいどむこと。困難な物事や新しい記録などに立ち向かうこと。

そうなんです。この『挑戦』と言う言葉にはネガティブな要素は一切入ってません。戦いに来ているわけですから、ネガティブではおかしいんです。昨日の試合では、ネガティブな要素がちらちら顔を出した事は事実です。そこが唯一の反省です。

後は結果。コレがモノを言います。テニス選手は結果が命。
結果が周りを納得させ、引きつけます。

どんなスポーツの世界でも、役者の世界、芸人の世界でも???今の私のような立場の人はいっぱいいると思います。首まで土に埋もれながら???の状態でも前向きに挑戦が出来る人間には必ずチャンスが来ると信じてます。

常に心には反骨精神を忘れずに。

明日、エクアドルに入国します。コーチはマイアミに戻ったので、来週は1人で戦います!!!

『suerte(スエルテ)!!』


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