昨年も呼んでいただいた市内の小学校へ今年も呼んでいただきまして、講演しに行ってまいりました。
講演といえばカッコもよいのですが、学校の福祉の時間というのがあるらしく、その中で実際の車いすユーザーの方の話を聞いて勉強しようという時間に行ったというわけです。
5時間目は車いすユーザーでありながらテニスプレーヤーであるということから、日々の生活のこと、街に出て気づいたこと、テニスでの海外遠征で感じた日本との文化の違いなどのこと・・飽きのこないように話にメリハリをつけながら話してきましたが、興味深く聞いてくれのか?不安は残ります。
6時間目は質疑応答などから始まり、テニスの実演で生徒でテニスを習っている数人とストロークをし、先生ともストロークして車いすの乗ってやるテニスを目の当たりにしてもらいましたが、ほとんど練習しない体育館でのテニスはチェアはすべるし、ボールは滑ってスピードあるしで、下手くそ丸出しな自分にかっこ悪さを感じつつ、何とか終了でした。
小学校へこのように呼ばれて、必ず伝えてくることが二つありまして。
一つは歩道に止められている放置自転車、自転車が歩道を埋めて私たち車いす、そして点字ブロックの上にも自転車あり、視覚の不自由な方が通ることもできないということ。
もう一つは車いすマークの描かれた駐車場の必要性、そして必要性のない方々多く止めている現状で困っている人がいるということ。
思いやりをもって考えるということの大切さを素直な気持ちを持っている小さいうちに感じて欲しいという思いから伝えてきます。
やがて大きくなって大人になった時に、少しでも思い出してもらえたら嬉しいかな・・・と。
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