お見送り

TTCでレッスンを受けてから、もう15年経ちます。
当時はグループレッスンで週に一回。
北京・ロンドンで二連覇を果たした国枝選手も同じグループレッスンでして、当時は中学生だった国枝選手も27歳?位かな・・・

それから、一級建築士取得に費やした年月が5~6年、持ち前の頭の悪さで予定よりもかなり長引いた(途中挫折寸前まで行ったか?(笑))取得期間でしたが、取得後はかねてから打ち込んでみたかったテニスを選手として開始。
当然年齢的には遅い、スタートでした。

TTCでトレーナーとしていつもケアルームにいた「安見」さん。
私は大変故障が少なかったということもあり、一流でもないのに一端にケア?だと・・・などと根拠のない理由を自分に言い聞かせ気合で怪我をしないよう気をつけて、安見さんのケアを受けた経験はとても数少ないのですが、TTCに赴任されたのが私のレッスンを受け始めた時と同じ時期と言うこともあり、いつもTTCに行くとお会いするという、そんな存在でした。

08年に初めてチームカップ代表に選抜された時には帯同していただき、選手としては力不足甚だしい私にも他の選手と同じようにケアをしていただいて、ケア中は面白おかしい、普段は聞けないレアな話も聞くことが出来、とても楽しいケア時間を今でも楽しく懐かしく思いだします。
そして突然の訃報に驚き、葬儀であった今日は最後の見送りに参列させてもらいました。

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お子さんがまだ小さいこともあり、とても無念の思いであったのではないかと思います。
下のお子さんは小学校へ上がる前だとお聞きしました、ちょうど私の妻が他界した時も娘が小学校入学前でした。
今日も娘にママの顔覚えてる?と聞くと、覚えてるけど、声は覚えてない、と言う答えが返ってきます。
自分は両親が健在と言う恵まれた環境にありますが、自分の娘は母親がいないという、そんな人生にさせてしまったという気持ちでいます。
自分も妻の分まで、健康に少しでも良いかたちで一緒にいてあげたいと思っています。

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いつものケアルーム、ここから安見さんが出てこないという現実を受け入れなくてはいけません。
私よりも年が下の人を送るのはなんとも辛い気持ちでした・・・。

ご冥福をお祈りいたします。


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