上海マスターズの予選が開始されました。
1ラウンド目には杉田が入り、今年イギリスのノッティンガムのチャレンジャーで対戦したF.Krajinovic(SRB)と対戦でした。
お互いサービスキープで試合が進みましたが、杉田が一度ブレイクされてからはほとんどチャンスがなく、3-6,1-6のスコアで負けてしまいました。
杉田はかなり試合が続いており、相当な疲労感があったようで、体から出るパワーがなく、杉田らしいガッツあるプレーが終始出ませんでした。
守屋は最速のサーブの記録を持つオーストラリアのS,Grothと対戦。
USオープンの予選では勝っている相手でしたが、今回は3-6,2-6のストレートで敗退してしまいました。
試合をリード出来るシーンでブレイクが出来ず、先にリードされ相手に余裕が生まれ、更に良いプレーをされて、サービスを抑えられなくなってしまいました。
内山はM,Jaziri(TUN)と対戦。日本のチャレンジャーにも来ていた選手で、ストローク力のある選手です。
1st出だしから非常に良いプレーが出来、6-4で先取しましたが、2ndの出だしで躓き、そのまま一気に0-6、0-3まで持って行かれました。
その後3-3まで追いつきましたが、追いつかれてから先にブレイクされ、3rdは3-6で落とし、6-4,0-6,3-6で負けてしまいました。
1st取った後、先にブレイクされただけで9ゲーム立ち直れなかった事がいけなかったです。
残念ながら今回帯同した3選手が負けてしまい、日程が終了してしまいました。
会場は予選初日から沢山の人が観戦に来ていました。
チャレンジャーの時は誰もいない会場ですが、さすがマスターズは凄い盛り上がりです。
しかし、観客のマナーは非常に悪く、動き回る、携帯鳴る、プレー中でも携帯で話す等、プレーが始められなかったり、呆れて言っても無駄だと判断してそのままプレーしたりと、かなりの忍耐を強いられる状況にになってました。
果たして本戦の時までに改善されるのだろうかと心配になってしまいます。