★グランド・スラム
■米国/ニューヨークで開催されているグランドスラム大会、USオープン2010は、車いす部門のシングルス準決勝が現地10日に行われ、世界ランク1位で第1シードの国枝慎吾(26歳)が、世界ランク6位のHOUDET, Stephane(39歳、フランス)と対戦、6-2 6-1で下し、決勝進出を決めた。


この日、国枝は7度のブレークチャンスを5度成功させ相手にチャンスを与えることなく勝利した。試合時間は僅か48分であった。
この勝利で国枝は前人未踏のシングルス連勝記録を104まで伸ばした。勝った国枝は、決勝戦では世界ランク7位のPEIFER, Nicolas(19歳、フランス)と対戦する。PEIFERは、準決勝で第2シードのSCHEFFERS, Maikel (28歳、オランダ)を下して勝ち上がっており、4大大会初の決勝進出となった。
また、国枝はダブルスにも第1シードで出場しており、この日は準決勝でPEIFER, Nicolas(19歳、フランス)/RYDBERG, Jon(32歳、米国)組と対戦する予定だったが、前日のシングルス1回戦で痛めた胸の筋肉の故障から、大事をとって試合前に棄権を申し出た。(本人のブログ情報から)
シングルスの決勝戦に向けて故障の影響が心配される。シングルス決勝戦は、大会最終日となる日曜日の12日に行われる。
ライブスコア⇒こちら(大会公式サイト)

USオープン車いすテニス

男子シングルス
決勝

国枝慎吾[1] vs PEIFER, Nicolas(フランス)

準決勝

国枝慎吾[1] 6-2 6-1 ●HOUDET, Stephane(フランス)

1回戦

国枝慎吾[1] 6-0 6-0 ●VINK, Ronald(オランダ)

男子ダブルス
準決勝

○PEIFER(フランス)/ RYDBERG(米国) 不戦勝 ●国枝慎吾(日本)/AMMERLAAN(オランダ)[1]
※カッコ[]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、LL:予選敗者からの繰上出場