9月25日から東京都江東区有明テニスの森で開催されるWTAプレミア5大会、東レ パン・パシフィック・テニス(賞金総額$2,050,000、ハード)に初出場のキム・クライシュテルス(27歳、ベルギー)ら、多くの出場予定選手から、被災した日本に対してお見舞いと励ましのメッセージが届いたと、大会側から公表された。
また、震災により被災された方々への支援、および被災地の復興のために、5月28日より発売が開始される入場券売り上げの一部を義援金とすること、世界トップ選手たちの協力によるチャリティオークションを大会オフィシャルホームページ上で実施、全額義援金とすることの発表があった。


※チャリティオークションは2011年4月~5月を予定
東日本大震災 被災者の方々ならびに被災地へ
世界のプレーヤーからのお見舞いと励ましのメッセージ
クルム伊達公子(世界ランク54位)
「この度の東日本大震災により被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。ツアー中のため、発生時、それ以降も海外におりますが、テレビ・新聞等はどこも日本での痛ましい災害について報道しています。私は阪神大震災の時もツアーで海外にいたために、その時の不安だった気持ちがまざまざと蘇ります。今は少しでも多くの方に援助の手が届き、震災の状況が1 日も早く落ち着いていくことを心から願っております。必ずどこかでお会いしましょう。」
森田あゆみ(世界ランク57位)
「今回の大震災に際し、心からお見舞いを申し上げます。また、一人でも多くの方のご無事を心から祈っています。毎日悲しいニュースを見るたびに、自分にできることがあるのか、を考えています。ひとりひとりの力は限られているかもしれませんが、こんな時こそ心を一つにして、この困難に立ち向かい、共に戦う思いです。
こんな時に・・・と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、今は目の前のマイアミ・オープン、そしてテニスに一所懸命取り組む姿を見ていただくしかないという考えにいたっています。また、世界中で日本の現状に心を痛め、多くの方が励ましのメッセージを下さいます。私も一人の日本人として、また一アスリートとして、出来る限りのことをしていきたいと思います。
被災地・被災者のみなさまにおかれましては、非常に辛い日々が続いていると思いますが、一日でも一秒でも早く元の生活に戻れることを心から願っています。」
マリア・シャラポワ(世界ランク13位・ロシア)
「日本の皆さん、そして世界中の皆さん、私達は日本で起こっている信じがたいほどの災害に深い悲しみを感じています。日本には素敵な思い出がたくさんあります。ジュニアの頃から試合で訪れていましたし、人々も文化も素晴らしいところです。
私にとっては特別な場所であり、TV や新聞で目にした現状には大きなショックを受けました。世界中の人々、特に日本の人々にとっては大変な衝撃でしょう。私の祈りが日本の皆さんに届きますように。皆さんやご家族のことをいつも気に掛けていますし、1 日も早く皆さんが回復されることを願っています。東レPPO テニスで会えることを楽しみにしています。」
キャロライン・ウォズニアッキ(世界ランク1位・デンマーク)
「今、日本のことがとても気になっています。どのニュースでも、災害に遭われた日本のことを報道していて、皆さんやご家族が被災されていることに深い悲しみを感じています。1 つの街で家族が離れ離れになり、たくさんの方が亡くなられたのですね。日本には様々な思い出がありますし、いつも良いプレーが出来ました。初めて日本でプレーしたのは11 歳の時でした。皆さんのことは、いつも気に掛けています。1 日も早い復旧を、心から願っています。」
キム・クライシュテルス(世界ランク2位・ベルギー)
「強い意志と勇気ある心をお持ちの皆さんの姿を拝見しました。今、日本の皆さんはとてもつらい時間を過ごしていることを、遠いところからですが気に掛けています。ニュースで現状を見て、皆さんのことをとても心配しています。日本とは以前からつながりがあって、東京での試合はいつも楽しみにしています。また、杉山 愛選手とはダブルスを組んでいました。私の気持ちは皆さんに寄り添っています。どうぞ、心を強くお持ちください。東京に行くことを待ち遠しく思っています。」
フランチェスカ・スキアボーネ(世界ランク4位・イタリア)
「日本の震災の様子は、毎日、目にしています。心から皆さんを応援していますし、復興を待ち望んでいます。また東京でプレーする日が待ち遠しいです。スポーツが少しでも皆様の助けになればと思っています。
エレナ・ヤンコビッチ(世界ランク7位・セルビア)
日本での災害のニュースを見ています。とても多くの人々が被害に遭われたことに、心が痛みます。私の心はいつも皆さんと共にあります。日本はとても素晴らしい国ですし、また日本でプレーできる日を楽しみにしています。もしお手伝い出来ることがありましたら、喜んでさせていただきます。」
ビクトリア・アザレンカ(世界ランク8位・ベラルーシ)
「日本で起こった今回の災害には、深い悲しみを感じています。私の大好きな国なので、被災状況を見ると心が痛みます。皆さんのことはいつも心に掛けています。どうか、今回の状況を乗り越えられますよう、また、私達が皆さんの支えとなれますように。少しでも早い皆さんの回復を祈ります。」
マリオン・バルトリ(世界ランク10位・フランス)
日本に行くと、いつも素敵な思い出を作ることができました。私の初めての海外遠征は、16 歳以下の日本の大会でした。初めて行った外国で、とても好きな国です。皆さんの心の支えとなれますよう願うとともに9 月に再び東京に行けることを楽しみにしています。私の心は、いつも皆さんと一緒です。」
シャハー・ピアー(世界ランク11位・イスラエル)
「私の心は、日本のすぐ隣にあります。皆さんは復興に向けて大変な中にありますが、私達は全員、皆さんのサポートとなれるよう願っています。強い意志を持った皆さんなら、きっと乗り越えられることでしょう。日々、日本のことは話題に出ていますし、自分もとても気に掛けています。少しでも早い復興と、全てのご家族がまた一緒になれるよう願うとともに、私達の気持ちはいつも皆さんとひとつであることを忘れないでいてください。とても悲しい時ではありますが、どうか、気持ちを強く持ってください。」
アグニエシュカ・ラドワンスカ (世界ランク14位・ポーランド)
「日本の大変な被害をニュースで見ています。日本は何回も訪れたことがありますし、強い心を持った皆さんが早くお元気になられるよう願っています。」
アナ・イバノビッチ(世界ランク19位・セルビア)
「日本の災害をTV で見ています。皆さんを支えたいと心から思っていますし、いつも皆さんのことを気に掛けています。少しでも早く復旧されることを願い、また、私に何かお手伝い出来ることがあるか考えています。日本は何度も訪れたことがあり、毎回とても楽しみにしています。皆さんが早くお元気なられるよう心から願っています。」
ヤニナ・ウィックマイヤー (世界ランク20位・ベルギー)
「私の気持ちの中には、いつも日本の皆さんがいます。とても大きな災害ですが、皆さんはきっと乗り越えられることと信じています。日本に行くことが大好きなので、また訪れる日をとても楽しみにしています。」
◆アンドレア・ペトコビッチ (世界ランク23位・ドイツ)
「日本の皆さん、私の心と祈りが、皆さんに届きますように。
いつも日本での試合は楽しみですし、日本の文化などに触れることを、いつも楽しみにしています。また訪れる日を心待ちにしています。私の気持ちも想いも、日本と日本にいる皆さんと共にありますし、皆さんの支えになれるよう願っています。全てのテニスプレーヤーの気持ちは、皆さんに寄り添っています。早い復興を祈ります。
ダニエラ・ハンチュコバ(世界ランク30位・スロバキア)
「日本の皆さんの支えとなれますよう、メッセージを送らせていただきます。
ニュースで皆さんのことを目にしていますので、どれだけ大きな被害なのかも知っています。
私達は、いつでも皆さんの支えになれることを願っています。」
◆ベサニー・マテック(世界ランク43位・アメリカ)
「日本の皆さんへ、メッセージを送ります。日本は、ツアーの試合で訪れる私の大好きな国のひとつですし、また行ける日をとても待ち遠しく思っています。私の心は、いつも皆さんと共にあることを忘れないでいてください。」
※世界ランクは2011年3月21日付