【HEADラケット】最新テクノロジーを用いた、話題のニューモデルが試打できます!!
今回バンコクでもこの商品が購入できるようになったので、早速使ってみました。
Adaptiveチューニングキット
こちらのチューニングキットを使うと、ラケットの長さ、バランス、重さそしてストリングパターンを変更することが出来ます。(別売りTHB1,500)
このAdaptiveチューニングキットが使用できるラケットは、
HEAD Graphene touch Speed AdaptiveとInstinct Adaptiveの2 機種のみになります。
今回バンコクのデパートのエンポリアムでInstinct AdaptiveとAdaptiveキットを購入しました。
ラケットを購入してから、まずは市販のまま使ってみました。
ラジカルに比べて中厚のラケットなので、ラケット自体にパワーがあり制御不能の飛びすぎを心配していたのですが、そんな事もなく、イメージ通りの軌道のボールが打てました。
ただ、私は290gの重さが、少しが軽いと感じたので、まずは重さから変更してみる事に。
重さの変更
ラケットの下にある、グリップのキャップを普通のものから10g重いもの(HEAVYと記載されている方)に変更。
お次は、
ラケットの長さの変更
そしてこちらのプラスチックをグリップの一番上の部分にはめて、ラケットを0.5インチ長くしました。(今後、長ラケと言います)
長ラケは、最初持った時に気持ち悪い位に違和感があり、ストローク時に今まで通りにラケットを振るとボールが少し手元の方に何度も当たってしまいましたが、段々と慣れてきました。
サーブはいつもよりも高い所でボールを打つことが出来るので、長ラケの良さを特に実感できます。
グロメット(ストリングパターン)の変更
次にストリングを張り替える時には、ラケットのグロメットを各5g重いものにしようと思います。
ストリングパターンが16×16のものは、すぐにストリングが切れてしまうので、私は使用しませんが、プレースタイルに合わせて使ってみるのもいいですね。
簡単にこのように書いていますが、
これまではラケットの重さ・バランスを変えるのは、手間も時間も掛かるのですごく大変だったんです。
新しいラケットを購入する度にチューニングするのは面倒ですし、何本も同じ重さ、バランスのラケットを自分で揃えるのはとても骨が折れる仕事でした。
正直、素人では無理。
もしラケットの長さを変えたかったら、限られたブランドの長ラケから選ぶか、メーカーさんに特注で作って貰えなければ無理な話です。
自分が好きなように、ラケットをカスタマイズしてもらうのって、ほぼ一部のプロ選手の特権だったんです。
だからずっと、市販のものをそのまま使用していました。
それが自分で、そして簡単にカスタマイズ出来るようになる時代が来るだなんて!!
このAdaptiveチューニングキット。
私にとってはかなり画期的なアイテムです。
Head Graphen touch Instinct Adaptiveはどんな人にオススメか
今回使用して、私が考えるこのラケットのオススメの人は、、、
1.中級者の男女から男性競技者まで
Adaptiveキットが販売された事により中級者から男性から競技者まで使用できるラケットになりました。
私も市販のままでは少し軽いと思っていましたが、自分でカスタマイズし、自分好みの重さやバランスに調整して引き続き使ってみます。
2.ジュニア選手
競技をやっていると、コーチから
「相手のボールに負けないようにもう少し重いラケットがいいかもね」
「このラケットはトップヘビーだからトップライトのラケットの方がいいかもね」
なんて言われることもあるかもしれません。
その度に、ラケットを何本も買い換えていてはかなりの出費ですよね。
このラケットであれば、その度ラケットを何本も買い換える必要がないです。
コートや場所といった環境に合わせてラケットを自分でカスタマイズし、ラケットを極端に変更せずに、成長と共にその選手に合ったラケットに調整していく。
今後、新たな指導アプローチとして良いかもしれません。