フォアハンドを打つ時に上記写真のデルポトロ選手やフェデラー選手の様に、左手をラケットのスロート(三角部分)に添えながらテイクバックをするのが大切なのですが、理由が3つあります。
1.体の捻りを作りやすくすること(手だけでラケットを引くことを防ぐ)
2.右手が余計な動きをしないように、動きを制限しやすくすること
3.相手に打つコースを隠しやすくすること
フォアハンドが苦手という方は、体の捻りが足りない、右手だけでテイクバックをしてしまう、右手が複雑な動きをしてしまうという方が多いです。
左手を離すタイミングは
こちらアルカラス選手の様にテイクバックギリギリまでスロートを持っている選手や、早目に離す選手それぞれなので、小さい事ですが、色々と試してみて一番良いタイミングを選択するのが良いと思います。
下記の動画から10名の選手のフォアハンドが見れるので、見比べて頂くと中々興味深いです。
相手のとの駆け引きで、ボールによってこの離すタイミングを色々と変えるのが、錦織圭選手です。
体の開きを誘導し、体の開きを止めてあげるのが左手
厳密に言えば、テイクバックからのスイングのスタートは下半身からになるのですが、その後のインパクトに向けての体の開きを誘導するのが左手であり、ラケットヘッドの加速の為に、体の開きを止めてあげるのが左手になります。
下記のフェデラー選手のフォアハンドのスロー動画がとても分かりやすいので、ぜひ参考にしてみて下さい。
フォアハンドを打つ際の左手の使い方は、ラケットのスロート部分から離すタイミングに差はあれど、基本的な使い方はどのプロ選手も似通っています。
私達一般プレイヤーも十分に参考にしたい部分です。
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