テニスを愛する皆さんこんにちは
ジュニア選手からプロ選手までの遍歴を追っていると、
必ず陽のあたる時期と陽のあたらない時期がある事に
気がつきます。
最初に陽があたるのは14歳以下の時で、世界的にも
メジャーな大会(オレンジボウル、les petits as等)が
沢山あります。その次は、18歳以下のグランドスラム
ジュニアが脚光を浴びる大会となります。
脚光を浴びる14歳以下の後の移行期に、どれだけ練習を
積んで18歳以下の大会へ備える事が出来るのか?この
15歳〜16歳の時期が実は選手の後年のキャリアの方向
を決める大切な時期となります。*結果と言う意味では
ありません。積み重ねる事を問う事です。
以下の写真は16歳位以下のアベニーレ国際ジュニアの
大会会場に飾られていた写真です。
1971年に優勝したビヨンボルグです。
キャッシュ(中)とエドベリ(右)が優勝。ビランデル(左)はダブルスで準優勝です。
13歳で優勝したヒンギスとカプリアティ。
2回戦負けのロジャーと準優勝のシャラポワ。
ベスト8のジョコと優勝のデルポ(準優勝はチリッチ)
普段は大会期間中に写真を撮る事はあまり無いのですが、
今年は雨の為の中断が多かったのでクラブハウス内の写真
を撮ってみました。
とても悲しい事ですが、14歳以下で優秀であった選手の
半数以上がこの時期に脱落して行きます。えっ!と思われる
かもしれませんが、生き残る選手の鍵を握るのは単純にその
選手のテニスへの愛情です。
その後、夢の様な楽しい18歳以下を経て、どさ回りの
フューチャーズ大会が始まります。この時期の移行期を
乗り切る鍵は早寝早起き、快眠快食となります。多くの
選手は小金が懐に入ってしまうので、自分を見失いがち
になってしまいます。
この時期に適切なコーチング(人生観)を授かる事の出来ない
選手はフューチャーズレベルから抜け出す事は難しいでしょう。
ではまた
コメント
少女時代のカプリアティの写真掲載ありがとうございます。
昔はこんなに細身だったとは驚きです。
彼女はまだ現役なんでしょうか?
濱ちゃん
是非ご父兄にレクチャーをして貰いたいですね。
素晴らしい内容です。
ノボッチさん
ずいぶん昔に引退してしまいました。
英樹へ
言うのは簡単なのですけどね。