ウズベキッズ・・・

テニスを愛する皆さんこんにちは

昨日からウズベキスタン出身の女の子(17歳)が我が家に
ステイしています。彼女との出会いは、彼女が13歳の時です。

欧州ヤングスターツアーの一番大きなグレードの大会で、
リュックサックにバボラのラケットを一本しょった小さな女の子が
一回戦で中々良いプレーをしていたので声をかけたのが
始まりです。

大会期間中ではありましたが、バボラからヨネックスにラケットを
変えて・・・そのままスルスルと優勝しました。その時はボロボロの
ウェアとシューズを履いていましたが、その数ヵ月後に初めての
荷物(ウェア・シューズ一式)がウズベキスタンに届いた時は、
凄く感動してくれたんじゃないかと思います。

それから幾星霜・・・


選手が国外に出るのを嫌うテニス協会や協会のスポンサー等との
やり取りに多くの時間を犠牲にしてきました。協会のスポンサーが
彼女に支払う少ないお金で家族が生活していたので、難しい部分が
ありました。(普通に試合に出れる環境が必要でした)

まだまだ状況は、改善されたとは言い切れません。

今回は、短期ビザの取得を目的にドイツのクラブと選手契約を結び、
その契約期間中に欧州に長く滞在できるビザを申請します。
(ビザの支給が中々出来ないので、試合にも出れないのです)

この旅の最終目的地はイタリアです。何度かトライアルをしてお互いに
信頼できるコーチがイタリアにいますので、なんとか彼の元に彼女を
送り届けたいと思っています。

ハンブルグにいる間のコーチは、元No1のリオスを育てたコーチです。

彼からも”何かを”得て欲しいと思います。

小さい頃から、自分がテニスをする事で家族を養うという環境でした
ので、もっと純粋にテニスを愛する事、楽しむ事が出来る環境を作る
必要を感じています。(最低限の勉強もさせてあげたいですし・・・)

もちろん最後は、本人次第ですが・・・。

コメント

  1. 谷澤 さん : 2009.05.16

    もしかしたら、そのウズベキッズはカビブリナかな!?
    あの時のヤングスターから目立つ存在でしたね。去年はジュニアフェド、デ杯の世界大会で一緒でした。ずいぶん大きくなった印象でした。あの時のヤングスター組はジュニアではトップ10に何人もいますね。大人の世界にも出始めて、そのうちグランドスラムで見かけるようになるのでしょう。
    テニス以外の面でのサポートが大変そうですが、頑張ってください!では。

    返信

  2. 濱浦 さん : 2009.05.17

    谷澤様
    コメントありがとうございます。
    そうですカビブリナです。試合で揉まれていない事、良いプログラムで鍛えられていない事、本人の意識が低い事等、コートの上の問題も山積みです。

    美咲ちゃんやくるみちゃんとは差がついているのでは
    無いかと思います。

    返信

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