テニスを愛する皆さんこんにちは
昨日は私の愛娘(杏)の2歳の誕生日でした。
別に、娘の誕生日だからハンブルグに帰ってきた訳では
ありません。私はそこまで外人かぶれはしていません。
人並に「あれもしてやりたい」「これもしてやりたい」・・・
「あれもこれも買ってあげたい」とは・・・思います。
全仏の期間中に森田あゆみ選手のコーチである丸山淳一さん
と彼女の使用する用具について話をする機会がありました。
話の中で「他の選手を見ていると、あれも試してみたい、
これも試してみたいという気持ちもありますが、行ける
ところまでは、今あるもので頑張らせたいと思っています」
と仰っていました・・・脱帽です。
道具に頼りすぎないという部分と、彼女自身がまだまだ
伸びる部分があると丸山コーチが確信しているという、
二つのメッセージに感嘆しました。
私の妻に言わせると「淳一さんや高田さん(中村藍子さんの
コーチ)は貴方と違って人格者なのですよ・・・」との事です。
(痛い所を突きやがるぜ!)
親や周囲の人間(コーチ含む)が、選手に少しでも良い
道具でプレーさせたいと思うのは当たり前の人情でしょう。
しかし、何でも与えれば良いというものでは無いと思います。
選手にとって子供にとって、与えすぎるという事は、決して
良い事ばかりでは無い、少しばかりのハンディを乗り越える
位の気構えが選手を強くするという事は言えると思います
私も親として、コーチとして、選手のサポートに関わる人間として
相手をスポイルさせてしまわないように気をつけます。
*スポイルは「甘やかす」「甘える」「駄目にする」等で使います。
その前に、自分自身がスポイルされないようにしなくては・・・。
ではまた・・。
Advertisements
コメント
いつも愛情溢れる、そして同時にキレのあるコメント、大変勉強にさせて頂いております。2歳になるお嬢様がおられるとのこと、将来はご自分のお子様にもテニスプレーヤーの道を進んで欲しいと考えておられますか?それともその道の厳しさを知るだけに、自分の娘にはテニスは趣味程度にして欲しいと思われますか。ジュニアスポーツの中でもテニスは一種独特の世界が存在しますので、親もジュニア本人もかなりの覚悟と犠牲が必要だと痛感しています。世界で戦うプロを指導するコーチとしてどう思われるのか非常に興味を持ってしまいます。不躾な質問で恐縮です。
早川様
コメントありがとうございます。
娘は自然とテニスをする事になると思います。その後の
事は、本人がどれだけテニスを好きなのか?競う事も好きなのか?
等々、やはり本人次第になると思います。
親としては厳しい世界であるとは承知していますが、
だからと言って逃げ出すほどの事でも無いと思っています。
三食を食べるのと(食べるのは好きみたいです)同じような感覚で、
テニスも楽しんでくれるなら長い付き合いも出来ると思っています。
濱崎さん
この前は久しぶりにお会い出来ましたが、あまり話す時間がなく残念でした。今度ゆっくりお話ししたいですね。
僕は人格者なんかじゃないですよ。