テニスを愛する皆さんこんにちは
テニスであれ何であれ、何かを教えていて
最も嬉しい瞬間は、「…上手く出来ました」
「…勝てました」「…最後まで頑張れました」
等の報告が相手から入ってくる時でしょう。
シアトル在住の松谷俊希君と始めて会ったのは、
3年前のオレンジボウルです。当時のアメリカ
国内の12歳以下ランキング上位、、、初対面の
私は決して愛想の良い人間では無かったでしょう。
(私も少しづつ変化していると思います。苦笑)
俊希君は今年の夏からサーブに苦しみ、悩んだ
末にお父様から連絡を頂く様になりました。
無論、俊希君の側にいる訳ではない私が、厚顔無恥
にサーブのアドバイスをする事は出来ません。
しかし、トッププロ(デメンティエバやイバノビッチ)
でさえサーブに苦しむ時期を真近で見ていますので、
その時期のテニスへの取り組み方や周囲の心構え等は
ほんの少しアドバイスが出来たと思います。
(やはり我慢する事が最も大切なのです)
しばらく試合を休んだ後のオレンジボウルでは、本戦
では2回戦で敗退しましたが、フィードインコンソレ
では良いプレーを披露して、全体ではTop20番以内の
素晴らしいパフォーマンスをしていたと感じています。
その翌週に行われた米国のナショナル大会では、決勝
に進出したとの嬉しい報告が届きました。
サーブで苦しんだ時期も、毎日の早朝からの練習も、
これから先に幾度も訪れるであろう悩みも、それら
全てが生きてくる時期が必ずあると思いますので、
目標を高く持ち続けて頑張って欲しいと思います。
Good Luck…!!!
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コメント
サーブの不調、突然きますよね。
私の場合は6-7年ぐらい前に来ました。それまで特に考えなくてもスピンをかけようと思えばおおむね好きなだけかけられたのが、突然球が引っかかる感覚がなくなりました。
それでダブルフォルトの山のまた山、1サービスゲーム平均2回のダブルフォルト、ファーストから入れにいって(普通のセカンドを打つ)、フォルトするとセカンドでは何をこれ以上するんだ!!ってな感じでした。今もサーブはよくありませんが(結局何も良いところはないような、、、)そのころは、毎週末サーブを練習後にふたかご打っていました。でもすぐに結果は出ませんでしたがそれから1年後ぐらいに突然感覚が戻りました。ジュニアの貴重な1年を丸々棒に振るわけにはいかないと思いますが、私がそこから学んだのは、1年前からの練習があるからいきなりはじける(私の場合は感覚が戻る)のであって、練習していなければ、はじけることもないと言うことです。噴火前の火山のようにまずマグマをためることそれが肝要と言うことでしょうか、、、
濱浦さん、色々アドバイスを頂きありがとうございました。
トッププロでさえ、いろんな事で悩み苦しんでいる事実を教えていただけた事で、今回の問題も焦らずにじっくりと考える事が出来ました。また、今回のような事を乗り越える事が本人の更なる成長に繋がるとの言葉を頂き、この問題も前向きに捉える事が出来ました。
ナショナルのファイナルでは惜しくも負けましたが、12歳・14歳でファイナルでプレー出来た事は本人の大きな自信になったと思っています。特に、今回はこのような状況があったのでなお更だと思います。ファイナルで勝てればよかったのですが、次の16歳での優勝を目指して努力してくれればと思っています。
本当に色々御世話になり、ありがとうございました。
濱浦さんの助言がなければ、まだ迷路の中にいるような状況でした。
今後とも、よろしくお願い致します。
双子のパパさん
貴重なコメントありがとうございます。
20年近くテニスをしていますと、サーブに限らず
いきなりショットが打てなくなるという事は、真剣
にテニスに取り組んでいる人ならば必ず経験している
事でしょう。
精神的な事も勿論ですし、ジュニア時代なら背が
急激に伸びただけでボールとの距離感が無くなる
(外人には多い)、大人になって筋トレして
感覚が無くなる(経験有り、、涙)、、、様々な
要素で俗にいうイップスは突然やってきます。
(外人はイップスって言葉案外知らないですね)
ただ、ジュニアの場合、選手も親も始めての経験で
しかも成績を残している選手の場合は、「もう二度と
治らないんじゃないか」という恐怖感は凄く怖いと
感じるのだと思います。これまで簡単に勝っている
相手に負けてしまったり、、、。
そういう時に、落ち着いて話を聞いてあげる事や
ほんの少しのアドバイスをしてあげられる事も
真のコーチングという意味では大切な事かなと
考えています。
また、コメント宜しくお願いします。
松谷様
ご丁寧にコメントを頂きありがとうございます。
これから先も、様々な困難と幸せが交互に
やって来ると思います。誰にでも出来る経験
ではありませんので、その時々を大切にして
これからも頑張って下さい。
いつも応援しています。