レスポンス、、、

テニスを愛する皆さんこんにちは

アメリカでのツアーも終盤を迎え、いよいよ欧州での
クレーコートシーズン(の後は芝)がスタートします。
私にとって一年で最も忙しい時期です。

本格的なシーズンインを控えて、先週辺りから選手、親、
コーチ、エージェント、各国協会、、、ゴチャゴチャと
メールが飛び交っています。私自身もレスポンスが早い
方ではないといつも反省しているのですが、選手も大概に
おいて世界のトップ選手程、レスが早くて短い文章でも
必要な情報(こちらが求めている)を充分に与えてくれます。

ボールを打つのは上手いのに今ひとつ成績が上がらない選手
の中には、レスもコンスタントではなく内容も一方通行である
ケースが多いです。コーチも同じです。やはり良い仕事をして
いると感じるコーチはやはりマメですし、早く正確な情報を
与えてくれます。

ネットに頼ったコミニュケーションの賛否はありますが、
世界を舞台(地理的、時差の問題)に戦う選手やコーチに
とっては、インターネットを利用したコミニュケーションは
必須です。同時に、余程の僻地に遠征をしていない限り、
連絡が出来ない事の言い訳をするのは難しいです、、、。

良くある笑い話、例えば全仏で「濱浦君、ちょっと調べてくれる
?」私は速攻調べて連絡、音沙汰がないまま全英もしくは全米を
迎え、会場で再会した際に「あっ濱浦君、昨日メール読みました」
「後で返事するよ、、、」って、返事なんかいらんよ。

この一見テニスとは全く関係のない、レスポンスのスピードに
おいて日本のテニス界と世界のテニス界では大きな差がある事は
間違い無いと私の経験上からは断言出来ます。今のレスのテンポ
では計画性もへったくれも無いだろう。(もちろん全員が、、、
とは言いませんよ。重要性に気がついてる人もいると思います)

オンコートのレベルはジュニアを中心に確実に上がって来ています
ので、オフコートでのレベルアップもテニス界全体として求められ
ていると感じています。

と、自分にも言い聞かせています。

ではまた


コメント

  1. Zero Cool さん : 2011.04.10

    もうこの投稿記事、JTAに印刷して配布して頂きたい位です!特に、日本においては、テニス界はネットに関しての常識というか、基本というか・・・まったくもってお粗末としか言いようがありません・・・その割には、iPhone の使用率が高かったりしますので。笑)

    また、引用にてご紹介させて頂きます!

    返信

  2. 長嶋 秀和 さん : 2011.04.10

    はい。いつも気にかけていますが、本当にそうだと思います。そして重要性をもっと感じて頑張ります。

    返信

  3. 濱浦貴光 さん : 2011.04.11

    Zerocoolさん
    コメントありがとうございます。

    特別な事では無くてビジネスの世界での「普通の」
    事が出来れば充分だと思います。普通で良いんです。

    そう、練習が終わったらすぐスマートフォンに
    タッチしているのに「やっとメールみました、、、
    って」通用しないですよね。

    返信

  4. 濱浦貴光 さん : 2011.04.11

    長嶋コーチ
    コメントありがとうございます。

    個人で活動を展開して行くなら最重要な所だと
    思いますが、結構「俺はビジネスマンじゃないから、、」って言う人が多くて困ります。

    怖くて大事な仕事をお願い出来ないです。

    返信

  5. 長嶋 秀和 さん : 2011.04.11

    了解いたしました。自分は立派な選手でなかったので、仕事としてしっかり動いていけるよう精進します。いつもありがとうございます。

    返信

  6. 酒井亮太 さん : 2011.04.12

    まさしくその通りだと思います。私自身も気をつけることはもちろん、指導している子ども達には、彼らの将来の為にもきちんと伝えていかなければいけませんね。

    返信

  7. 濱浦貴光 さん : 2011.04.12

    長嶋コーチ

    心配入りません。立派な選手なんて日本のテニスの
    歴史上あんまりいませんから、チャンスは平等です。

    返信

  8. 濱浦貴光 さん : 2011.04.12

    酒井コーチ
    コメントありがとうございます。

    APFは大丈夫でしょう。かなりハイレベルです。

    っていうか私が英樹から学んでいる所です。

    返信

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