ATP ハンブルグ　….

テニスを愛する皆さんこんにちは

先週行われていたATPハンブルグ大会は、元々は全仏の
前に開催されていた伝統のあるマスターズ大会でしたが、
フェデラーやナダルといった看板選手が相次いで欠場する
事態が相次ぎ、観客が減少して開催時期を全英後の７月に
移行して現在は開催されています。

写真に写るスタジアムの中だけ有料。それ以外のコートや
練習コートその他のスペースは無料です。

スタジアムの試合は地元のドイツ人選手の試合が優先して
行われていましたが、幾ら地元とは言え無名に近い選手達
の試合が有料で、ベルダスコやユーズニーといった選手達
の試合が無料観戦出来るとあらばスタジアムに足を運ぶ人
は少なかったです。

秋のジャパンオープンと同じ大会規模で第一シードがモン
フィスでは集客は厳しいですね。無理な投資をして運営を
しない姿勢はドイツ人らしいとも思いますが、ファンから
すると魅力的に映らない事は事実です。

その点、ジャパンオープンは頑張っていると思います。同じ
週に北京という金満大会を向こうに回して、ナダルやマレー
といったスター選手を連れて来るのは余程の努力をしない
事には実現出来ません。「親日家だから…」という理由で
日本に来てくれる程、甘い世界ではありません。

そう言った意味で、大会ディレクターの川庭氏や平澤氏は
もっと評価されても良いと思っています。