テニスを愛する皆さんこんにちは
今も昔も野球のドラフト1位が必ず活躍
するとは限りません。むしろ活躍出来ない
場合も多いでしょう。しかし、ドラフト
6位の選手も普通の基準で言えば十分に
エリート球児です。
テニスも同じで世界ジュニアランクの
1位がそのままATPのランキング1位
になる事は少ないです。しかし、現在の
トップ10の選手でGSジュニアにも、
オレンジボウルにも参加した事が無く、
ましてや自国のジュニア代表チームに
入った経験の無い選手は皆無です。
ジュニア時代に活躍した選手がそのまま
トップになる事は少ないですが、ジュニア
で活躍をしていない選手が、トップレベル
に上がる事も極めて稀なケースです。
来年の春は2年前の世界ジュニア(16歳
以下)で優勝したチームの世代がプロに
転校する年となります。学校の関係もあり
全員がグランドスラムジュニアに挑戦する
事が出来た訳ではありませんが、最低限の
レベルには達しているでしょう。また、
優勝チームメンバー以外の選手もプロに
転向をする可能性がある面白い世代です。
この世代が切磋琢磨してその中から一人
でも多くの選手がトッププロに育って欲
しいと思います。
現在のプロスポーツの王道は、エリート
ジュニア選手を育成するプログラムの中
から、何人のプロ選手を輩出する事が
出来るのか?だと思います。
No1ジュニアの内田海智君をサポートする
体制は十分に整うでしょう。しかし、その他
の選手をサポートする体制、環境が整うか?
と問われると非常に懐疑的です。
昨日の続きにもなりますが、彼らが切磋琢磨
する事の出来る最低限の環境を何とか作る
必要があるでしょう。
全員という訳ではありませんが、何名かの
選手は私も欧州でサポートする事になると
思います。
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