嬉しい報告、、、

テニスを愛する皆さんこんにちは

今年も早いものでもう3月、ハンブルグは
まだ雪景色ですがツアーは暖かいマイアミ、
ジュニアは南米とアジアツアーが開催され
ています。

3年前のこの時期は当時米国留学をしていた
村松勇紀君と東南アジアの大会に行っていま
した。私の指導力不足もあり、本来到達する
べき結果が残せずに悔しい思いをした事を
良く覚えています。

その村松君とは、帰国後も主に御両親を通じ
て時々連絡を取っていましたが、今年の1月
にお母様より勇紀君が「早稲田大学に入学す
る事になりました、、、」との連絡を頂きま
した。 それは本当に嬉しい報告でした。

勇紀君本人からも連絡を貰い、文面からも彼が
やる気になっている事が伝わってきました。
これからの4年間を精一杯頑張って欲しいと
思います。

もう一つ、彼は盛田ファンド(通称MMTF)
で米国に行っていた訳ですが、このファンド
のサポートを受けて米国に行った選手で帰国
後に良い形でテニスを続けている選手が少な
い事は問題だと思っています。(やはり期待と
プレッシャーが大きいだけに帰国後にはカウン
セリングや進路指導等を担当する専門の人が
必要では無いかと思います)

そのような状況で、彼が日本でテニスを続けて
大学への進学を決めた事は、テニス界にとって
とても良い事だと考えています。(盛田ファン
ドのチャレンジ自体は素晴らしく、意義のある
事なので、リスクを恐れて行きたく無いと考え
る人が増える事は日本テニスにとってマイナス
でしょう)

勇紀君も大学リーグ戦や王座といった大会で
痺れるような緊張感を味わってもらいたいと
思います。

いつも応援しています。


コメント

  1. Tanaka さん : 2013.03.20

    濱浦様

    > サポートを受けて米国に行った選手で帰国
    > 後に良い形でテニスを続けている選手が少な
    > い事は問題—

    御意。
    米国であれば特にジュニア世代へのケアはやり過ぎと思うほどで(法的な面でのリスクヘッッジもあろうかとは思いますが)、逆に日本の場合は「金だしてやってるのに何の文句があるんだ」的な対応をする基金も様々な分野で見られます(特に、芸術分野)。
    また、資金提供を受けている未成年の選手が、しかし自家用車をしばし買い替えたり、ブランド品を買いあさったり、美容院やネイルに精を出す事に対して口出しをしない周囲の大人(親も含めて)もどうかなと思います。
    個人的には批判的ではあるのですが、こういう点では日本の大学の体育会や、企業の所属契約のような曖昧な仕組みも、ある部分では機能しているなと考えさせられる事も多いです。
    きっといろいろな意味で過渡期なのでしょうね。
    女子ではこれまでにも世界topクラスは何人もいましたが男子はようやくこれから。そして日本はやっぱり(涙)男尊女卑なので、男子がレベルアップしてきた今こそが変換を必要とする時期という事なのだと思います。

    返信

  2. 濱浦貴光 さん : 2013.03.22

    Tanakaさん

    才能のある選手でも、頭角を現す時期というのは個人差があると思うのです。ですから、チャンスの波が2波、3波と続く方が可能性があると思います。

    1度目の波を掴み切れなくても、2度目、3度目の波を掴みきれる選手が増える事が大切ではないかと思います。

    返信

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