リズムと変化・・・

テニスを愛する皆さんこんにちは

週末のデュッセ遠征の際に、私の親友から「最近のお前の
ブログは気にいらない」「始めた頃の気持ちを忘れてるんじゃ
ないのか?」という指摘を受けました。(もっと沢山ありました)

酔った上での暴言と聞き流すわけにはいきません。親友の
言葉なので改めてこれまでのブログを読み直してみました。
恥ずかしくなるほど稚拙な文章に羞恥を覚えると同時に、
やはり義務的に(作業的に)書いている日は、意味の無い
言葉遊びの羅列だなと感じました。

これからは、自分が書きたい事を書きたい時に、しっかり書いて
いかなければならないと思いました。しかし同時に、書き続ける
事でリズムを作っていく、自分のリズムを見つけるという事も
非常に大切だと思っています。

そして、そのリズムは、常に変化する・・・。

これは選手も同じ事ではないでしょうか?


選手も沢山練習して試合のピークを作っていくタイプと試合数
をこなしながらピークを作っていくタイプの選手、環境(サーフェス
・時差・・・etc)への順応の早い選手、順応に時間がかかる選手、
知らない相手でもいきなり自分のプレーが出来る選手、相手を
知るまで中々自分のプレーが出来ない選手・・・いろんなタイプ
の選手がいると思います。

そしてこれは、訓練で克服するべきものであると同時に、その
時々の選手のバイオリズム、あるいは年齢・精神・身体の成熟
度・そして、選手の自信によっても、常に変化すると思います。

同じ選手でも時期によっては、試合に出続ける事が良い結果を
もたらす時があるでしょうし、また、数ヶ月後には、違うアプローチ
の仕方が良い結果をもたらす事もあるでしょう。

コーチの仕事の一つに、その選手の、その時々のリズムを見極め
ながら遠征や練習のプランを作ることが必要であると思います。
この点において日本選手には、地理的なハンディキャップが確かに
あると思います。(欧州であれば本当に、週単位でプランの変更が
可能です、これは大きなアドバンテージであると思います)

しかし、コーチを自負するならば、如何すれば色々なオプションの
あるプランを準備できるのか常に考えていなければいけません。

そして、ジュニアの間に様々なトライをして、その選手に合った
練習と遠征のリズムを一応把握しておくべきでしょう。

もちろん、そのリズムはプロになっても常に変化すると思います。

コメント

  1. 小野 哲郎 さん : 2008.11.12

    濱へ

    このプログを確認してこれは明らかに自分の事を言っているのだと分かったので、初投稿します。(このプログが始まった時から本当は投稿はしないと思っていたんだけどなぁ)
    まずはこの場を借りて、酔っ払った席上での改めて多々の暴言をお詫びします。

    椙田ちゃんとは違い何とも格好の悪い登場の仕方だけど、
    自分らしくてこれも良しと妙な納得をしています。

    濱とは7年間このハンブルグの街で一緒に走り続けてきたけど、
    このプログは「濱らしさ」というか、「濱の魂」を感じて毎回読むのを楽しみにしています。濱にはたくさんの良さがあるけど(悪さもあるけど、笑)、その中で親友として特に一つ挙げるとすると、常に揺ぎ無い信念に基づき、独自(特別)な視点と感覚を持って物事を掘り下げて、真実に辿り着こうという姿勢を持ち続けている事だと思っています。

    このプログの文章にはそうした濱の姿勢が随所に良く表現
    されており、読んでいて歯切れが良く、非常に気持ちが良いのです。自分以外にもそう感じている人達は多くいるのではと
    思っています。

    自分の暴言・苦言内容は濱の今日の文章に書かれてしまったので敢えて触れませんが、「魂を込めて書き続ける」というのは
    生半可な事では出来ないと思いますが、濱の歩む人生同様に妥協なく続けて欲しいと心より願っています。

    その言葉が濱の心から発せられたものであるならば、誰がどう言おうと自分は真摯にその言葉を受け止め続けていきたいと思っています。

    この先どんな波乱が待ち受けようと(人生もプログも)、親友
    として攻め(責め)合い、助け合い一緒に成長して行きましょう。このプログの継続、心から応援しています。

    返信

  2. 濱浦 さん : 2008.11.13

    小野哲郎様
    熱い応援のコメントありがとう。これからも「逃げているな」「誤魔化しているな」等と君が感じたら何時でもコメントを書き入れてください。深謝

    返信

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