皆さんはどう思います?

今日はちょっと長いブログになってしまいますが・・・・お付き合いください!

先日、GAORAのテニス解説でお馴染みの丸山プロと一緒に食事をさせていただきました。
かなり長い時間の中で沢山の興味深い話が出ましたので個人的な意見もふまえて、その中の一部を書きたいと思います。

その中で近年プレイスタイルがストロークに偏っているのでは?それはどうして?
と、その事についての話題が一番盛り上がり加熱しました。
確かに近年のウィンブルドンを見ても分かるようにストロークを中心としたプレーヤーが多くなってきています。以前はサーブ&ボレーの選手も目立っていたときも・・・
今まで様々なプレースタイルのチャンピオンが誕生していますが、
これは結果として偶然そうなってきたのではないでしょうか?
なぜなら、
テニススタイルは2年や3年ぐらいでは成熟したものになりにくく、様々の経験の中で長い時間をかけ磨き上げ、究極を突き詰めたからこその結果だと思うのです。
確かに、現チャンピオンを破るために研究をしますが、ストローク主体の選手がネットプレイ主体のスタイルにはならないでしょう。
決して作られたのではなく、偶然そうなったから見ていて面白いのです。
では、
日本のジュニアはどうでしょうか?なぜストローカーばかりなのでしょう?
多くのコーチが立ち話や、ブログなどで呟いているように近年、変化に富んだ、ただ単調に打ち合うだけでない、見ていて面白いゲームが減ってきているのはどうしてなのでしょうか?いくつかのことが考えられるかと思います。

* 試合のほとんどを占める人工芝のコートもひとつです。
* メディア、ネット等の情報も影響しているでしょう。
* 低年齢から勝敗にこだわり過ぎるのもひとつです。
* ラケットの進歩によるスピードUPもひとつでしょう。
* 様々の文化、環境を身近に感じられないことによって多種多様の考えが持てないの  もひとつでしょう
まだまだいくつもの要因があると思いますが、私達指導者はプレイスタイル一つ取ってもこんなに考えさせられます。それだけに選手を育てていくことは本当に重い責任があるのではないかと感じさせられました。
最後にチャンピオンになった人達は皆、自分の信じた技術、スタイルを貫き続けた結果なのだと思います。

いつか、このような話を多くの方々としてみたいですね!

コメント

  1. 藤原里華 さん : 2011.08.02

    山本さん、お久しぶりです。その話をつい先日サム・ストーサーと彼女のコーチとしました!ヘンマンもいなくなりラフターもいなくなり果敢に優雅にネットに繋げるプレーヤーが少なくてつまらないですよね。でも小さい頃からそればかり教えられていたらそれしかできないのは当然ですよね。今これだけ少ないのですから10年後にはもっと減っているんですかね? もちろん女子もですがメンズのかっこいいサーブ&ボレーをもっと見たいですよね☆

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