サーブ

今日はサーブについて・・・

試合では誰しも必ず打つショットです!!

いつの時代でもサーブ力がある選手は有利ですよね。
じゃあ、どうしたらサーブ力がつくかというと・・・

とにかく練習!!!
ですよ・・・

よく考えてみてください・・・
普段テニスを練習する時にストロークを打つ数と、サーブを打つ数を比べてみてください・・・
どう考えてもサーブを打つ数のほうが少ないですよね。
にもかかわらず・・・
1試合で打つサーブの数・・・
1セット8ゲームしたとして、4ゲームはサーブを打っています。1ゲームあたりの平均ポイントが6ポイントだとして、自分のサーブで24ポイント。1STサーブの確率50%だとしたら36本サーブを打ちます。
単純計算なので実際はもっと多いケースがほとんどです。3セットマッチだと余裕で100本くらい打っていたりします。
その数とそのショットの重要性を考えたらものすごく練習が必要な感じがしませんか??
必要なんです!!!
さらに・・・

ここからは僕の試合の中でのサーブに対する意識ですが・・・

何が大事かって2NDサーブ!!
1STサーブはもちろんですが入らないこともあります。そうなると2NDサーブを打たなければならなくなりますね。
僕の場合ダブルフォルトをエースでカバーできるほどのサーブ力はありませんから3セットの試合で多くてもダブルフォルトは2,3個にしたいんです。
となると・・・
練習では100%に近い確率で2NDサーブを打たなければ試合で自信を持って打つことはできません。
今は正直入れるだけなら100%入れる自信があります。
ただ、試合では相手のリターンを考慮して、コース、スピード、回転の種類、トスの位置、体の使い方等を変えながら相手に読まれないように打つ必要がありますし、さらには、ポイントによるプレッシャーとも戦わなければいけません。
それでもミスを2,3個に抑えます。意地でも・・・

僕の中でのサーブ力は2NDサーブです。
同じトスから何種類かの回転、コースを打ち分けられるだけで充分です。(それが難しいのですが)

気持ちの中では、相手にリターンミスをさせるというよりは、エースを取られないようにしたい、という感じです。
時にはミスをさせようとする時もありますが、基本的には前述の考えで2NDサーブを打つようにしています。
なので、1STサーブでは思い切って打つことができます。フォルトするのを恐れることがないので・・・
といってもあくまで基本的にはです。
相手によって、状況によって、多少の変更はします。

そして・・・サーブの練習ですが・・・
僕がジュニアの時・・・
決まった練習以外でたくさん打つようにしていました。
そうしないと周りに追いつけないという気持ちと、そうすることで周りを引き離すという気持ちとの2つありました。
もう1つ、根本的には自分が強くなりたいという大前提がありますが・・・

どのくらい打ったかは確かではありませんが、やりすぎて肩を痛めたこともあります。いわゆるドクターストップです・・・
自分ではまだまだ打ちたいのですが、それができなくてものすごい焦った記憶があります。
少しでも早く治したい一心から、肩のトレーニング(リハビリ)も探しました。今でこそ珍しくもないインナーマッスルのトレーニングです。
当時はあまり聞き慣れない言葉でしたが、そのおかげで治るまでの時間も短縮でき、強化もできました。
また、その時に痛めた経験から、どこまでだったら痛めないのかも分かりましたし、再発防止にアイシングをしたり、という自覚が芽生えたきっかけもこの時でした・・・
本当にそれ以来肩を痛めたことはありません。むしろ肩は強いほうです。
怪我の功名なんですかね・・・(笑)

僕が言いたいのは、僕みたいに痛める必要はないと思いますが、それに準ずるまでみんなやっているのかな、と・・・
ジュニア諸君・・・

その時はコーチからもやりすぎに注意!と言われました。
そんなにやるな、とコーチがストップをかけることは僕の中では珍しいことではないのですが、ジュニアに言ったことはないような・・・

僕は体格にも運動神経も恵まれた選手ではありませんでした。小さい頃は足も遅かったし・・・
ただ、負けん気は非常に強かった記憶があります。それは今でも変わっていませんが・・・
そんな僕ができたことは誰でもできるだろうと思っています。
テニスだって、不器用でセンスのかけらもなく、何度コーチに「やめろ!」と言われたことか・・・
それでも、歯を食いしばりながら、涙を流しながら必死にボールを追いかけていただけです。
それは、強くなりたいと思えば誰でもできます。どんな苦しい練習でも時間が経てば何ともないです。
負けたら時間が経っても悔しさが消えないんです。だから、苦しいことなんて負けることに比べたらどうってことない。
だから、ボールを追っていたんです、必死に。
それを毎日やっていたら、少しづつ足が速くなったり、力が付いてきたり、色々なショットを打てるようになってきたり、試合で勝てたり・・・
負けていた相手に勝った時が一番うれしかった・・・

僕のいた志津テニスクラブではランキングマッチというのがあって、クラブ内での順位をつけるのですが、以前負けた相手に勝つということは、自分が自分なりに頑張った証としてものすごく自信になったのを覚えています。
その競争に耐えられず、やめた選手もいました。今はその選手たちはテニスやっていません。
自分が他人に差をつけるために必要なことはなるべく全てやるようにしていたつもりです。
それでも勝てない相手もいましたし、今だっています。きっと僕より努力した選手達だと思っています。
才能は努力しないと開花しません。才能だけならものすごい選手なんてたくさんいました。
才能があって努力した選手以外に強い選手は知りません。

話がずれましたが・・・(汗)
サーブは自分のその時の気持ちが表れます。自信があるのかないのか・・・
サーブからテニスは始まります。
初心者でも世界のトッププロでも・・・
決して楽観視せずに少しでも打つたびに良くなるように気をつけながら打ってみましょう!

気合い!!!!!!!!!!!!!!!!

コメント

  1. やまっきー さん : 2007.09.17

    やはりサーブは重要ですよね。
    私はあまり1ST、と2NDの区別なく打っていますが、やはり打ち分けた方が良いのでしょうか?
    基本はスピン系ですが、厚めのグリップでサーブは打つので、スライス、フラットは苦手意識があります。

    練習の時も意識して打つようにすれば良いのでしょうが、試合形式だと1STも2NDも同じ感覚で打ってしまいます。
    今でもサーブには少し自信もあります。この前、自分のフォームを初めてビデオ撮影しましたが、非常に勉強になりました。

    サーブ練習は数多く打って行きたいと思います。
    フォルトを怖がらずに自信を持って、気合で!!

    返信

  2. ゆーま さん : 2007.09.17

    やまっきーさん
    いつもありがとうございます。
    サーブの打ち分けはその後のプレーによっても変わってくるのでリズムを取りやすい形であれば、スピン系でも問題なしです!
    たまには少し速い、遅い等の変化もつけられたら最高・・・

    返信

  3. 杉山晴夫 さん : 2007.09.19

    志津でコーチをしていた杉山です。ちょっと懐かしくて書き込みをしました。最近木元さんに頼まれてぼちぼち志津で小学生に球出しを始めましたが、みんなと一緒にテニスをしていた頃から既に20年以上が経過している事が信じられないほどです。雄馬君も現役で頑張っているとの事、活躍を祈っています。

    返信

  4. 杉山晴夫 さん : 2007.09.19

    志津でコーチをしていた杉山です。ちょっと懐かしくて書き込みをしました。最近木元さんに頼まれてぼちぼち志津で小学生に球出しを始めましたが、みんなと一緒にテニスをしていた頃から既に20年以上が経過している事が信じられないほどです。雄馬君も現役で頑張っているとの事、活躍を祈っています。

    返信

  5. ゆーま さん : 2007.09.21

    杉山さん
    お久しぶりです!!
    時の早さに驚きながら、教わっていた頃を懐かしく思います。
    またコートに立たれているようで、僕もまだまだ頑張らなければ、と思います。
    またコートでお会いしましょう!!

    返信

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