6月5日~11日、有明で行われた橋本総業 東京有明国際オープン2017(男子$15,000 Tokyo)。
19歳の綿貫陽介(グローバルプロテニスアカデミー)がシングルスで優勝。兄の綿貫裕介(橋本総業ホールディングス)と組んだダブルスでは準優勝した。

先週6月18日、昭和の森で行われたITF F8 昭和の森 吉田輝也メモリアルシングルス決勝で兄の綿貫裕介は福田創楽(フリー)に2-6,3-6で敗れ準優勝。

同時期に台湾で行われた$25,000台湾フューチャーズでは、弟の綿貫陽介もD.NGUYEN(アメリカ)に6-7(8),1-6で敗れ準優勝となった。

注目を浴びる中、共に準優勝だった綿貫兄弟。
陽介のTwitterでは、「父の日に兄弟2人とも決勝で負けるとは、とんだ親不孝兄弟だなこりゃ。困ったもんだ」
「来週もがんばろ。お父さんなんだかんだいつもありがとう」と兄弟から父へメッセージを送った。

綿貫兄弟は上から綿貫裕介(27)・綿貫敬介(23)・綿貫陽介(19)の三兄弟。
全日本テニス選手権では裕介・陽介のペアで見事優勝するなど、3人とも国内トップクラスのプレイヤーで注目されている。

先週の男子フューチャーの結果
ATPランキング100位内、これがウィンブルドンなど、グランドスラム大会本戦に出場できるためのランキング目安。
グランドスラム大会は128のドロー、その内16が予選枠、8は主催者推薦、
なので104位までは本戦にストレートインできる。
ATPランキング250位、これはグランドスラム大会予選出場の目安だ。

これらのランキングを目指して、世界各地でフューチャーが行われている。
先週は15ヶ国で16大会が行われた。今週は世界各地で24大会が行われている。

19歳の福田創楽 優勝
ITF F8 昭和の森 吉田輝也メモリアル
東京都昭島市・昭和の森テニスセンター
本戦6月13~18日 砂入り人工芝コート

<<男子シングルス決勝>>

647位の福田創楽(写真上)、6-2,6-3で綿貫裕介(写真下)を破り、フューチャー2度目の優勝。
この優勝で18ポイント加算されるので、来週は500位台か?
726位の綿貫は10ポイントゲットした。

<<男子ダブルス決勝>>
主催者推薦の早大ペア優勝
〇坂井勇仁/田中優之介 63 62 ●野口莉央/清水悠太
F8 昭和の森ドローなど

台湾フューチャー 綿貫陽介準優勝
$25,000台湾
<<男子シングルス決勝>>
〇D.NGUYEN(USA) 76(8) 61 ●綿貫陽介
15ポイントゲットの綿貫陽介、572位からあと一息で400位台に突入!

<<ダブルス決勝>>
〇今井慎太郎/仁木拓人 75 64 ●LEE/LIU
シングルスドロー

アメリカでは20歳、中川直樹準優勝
準決勝では第2シードの内田海智(富士薬品)を4-6,7-6(5),6-4で下した。
599位の中川は10ポイントゲット
USA F18 アメリカフューチャー

6/19日付け全日本人プレーヤーATPランキング
フューチャーのランキングポイント表
フューチャーの獲得ポイントは1週間後に反映される。

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(記事Kyoko 写真 北沢勇 鯉沼宣之)