感動するって、いいですね。

全仏が終わったと思ったら、
もうウインブルドンの予選が始まってますね。
今年はサッカーのワールドカップがあるので、
気をつけないと日本にいながら時差ぼけになってしまいそうです。

毎日、毎日、色々なことがありながら、
Ken’sでのジュニアアカデミーがスタートして一年が経ちました。

ここに書きたいと思うような嬉しいことも沢山ありましたが、
苦しい思いをしている選手が必ずいて、
アカデミー生の全員が絶好調であることはありません。

優勝した選手以外は必ず負けることになるので、
悔しい思いをする選手(コーチも)がほとんど。

負けて、負けて、
泣いて、泣いて、
それでもみんな、よく頑張るなと思う。
やっぱり、勝った時の喜びが大きいからでしょうね。

先週末は毎年恒例のKen’sオールスタークラシックが開催されました。
Ken’sのコーチによるトーナメントがメインですが、
今年はアカデミー生にも出番があり、
プロの岩渕君や小畑さん、占部さんとラリーやゲームをするという、
貴重な経験させていただきました。

Ken’s2年目の私にとっては、今回のオールスターで
アカデミー以外のコーチやスタッフの方との距離が
グッと近くなったことや、
アカデミーの選手達もKen’sの一員であることを
実感できたことは、とても有意義な一日だったと思います。

トーナメントはアカデミーコーチが大活躍でしたが、
教え子たちの前で戦うのは、相当なプレッシャーだったと思われます。
他にも沢山のスクール生が観に来ている中で、
下手なプレーはできません。
極度の緊張感の中で真剣に戦う姿は本当に感動します。
ジュニア達にとっては大きな刺激になったことと思います。
コーチ達、本当にお疲れ様でした。

極度の緊張感といえば、先日の早慶戦。
言葉では表現できない緊張感があります。
両校の応援団の声、校歌を歌い、
写真撮影をして、円陣を組んで・・・
という流れを見ているだけで、緊張感が増してきます。

長年受け継がれてきたものには重みを感じます。
また、それを見ているOB・OGの目も厳しい。
試合に入る選手達の表情はキリリとしていてカッコイイ。
これが早慶戦なんだなぁ、と思う。

でも、このチームをまとめるのは簡単ではないことも
見ていて感じます。
エリート集団ですから、
選手それぞれ個性も強いし、プライドも高い。

その選手たちが土橋さんの言葉でギュッと一つになるのを
目の当たりにすると、
監督の信頼度の高さ、選手と信頼関係の強さに、
また感動するのであります。

テニスが個人スポーツだからかもしれませんが、
チームとしての一体感を感じられる場は、
とても新鮮で感動的です。

感動するっていいですね。
全仏では伊達さん、錦織君はもちろん、
スキアボーネにも感動と勇気をもらいました。
一昨日のサッカーの日本代表にも、
先日、宇宙から帰還した「はやぶさ」にも、
毎日、色々なことに感動しています。

引き続き、サッカーワールドカップや
ウインブルドンが楽しみです♪