2月8日(月)から始まる「2021全豪オープン」のシングルス予選が約1ヶ月前の1月10日(日)から13日(水)まで行われている。
予選に出場した日本人プレーヤーは10人。
男子予選はドーハで行われ、116位のダニエル太郎(エイブル)、134位の添田豪(GODAI)、189位の伊藤竜馬(北日本物産)、240位の守屋宏紀(北日本物産)。
女子予選はドバイで行われ、160位の奈良くるみ(安藤証券)、182位の日比万葉(グラムスリー)、184位の内藤祐希(亀田製菓)、211位の村松千裕(グラムスリー)、238位の岡村恭香(橋本総業)、258位の大前綾希子(島津製作所)が出場した。
予選は男女とも128ドロー、3回勝つと本戦に出場できる。
日本勢で1回戦を勝ち上がったのは男子のダニエル太郎、女子の内藤祐希、 村松千裕、と日比万葉の4人。
添田と伊藤は同じブロックに入り、勝つと二人で対戦になるドローだったが共に1回戦で敗れた。
ダニエル太郎 日比万葉
予選決勝ラウンド進出
予選2回戦が行われ、第5シードのダニエル太郎はM・マルテレル(ドイツ)を6-3 6-4で破り本戦入りに王手をかけた。
ダニエル、全豪には8年連続でチャレンジ、これまでに3度本戦でプレーして2019年には2回戦に進出している。昨年は予選1回戦で敗た。ダニエル太郎グランドスラム大会での成績
ダニエルは予選決勝でスエーデンのE・Ymer(24歳、204位)と対戦する。
女子の予選2回戦では、日比万葉がK・ゲルラッハ(ドイツ)を6-3 6-4で破り、2015年USオープン以来のグランドスラム本戦入りにあと一つとした。
日比はグランドスラム予選に14回挑戦している。日比万葉グランドスラム大会での成績
日比は予選決勝で、ロシアの19歳、K・ラヒモワ(155位)と対戦する。
予選決勝オーダー・オブ・プレー
女子予選の2回戦で内藤祐希はC・パケ(フランス)に6-7(3) 2-6と競り負けた。村松千裕は第20シードのA・シュミドローバ(スロバキア)に4-6 3-6で敗れた。
本戦は2月8日から
気になる本戦は約1ヶ月後の2月8日(月)からだ。
予選を勝ち抜いた選手はチャーター便でメルボルンに移動し、2週間の隔離を経て、2月8日開幕の「全豪オープン」本戦へ出場する。
本戦から出場の日本人選手は男女合わせて7名。
男子は錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、杉田祐一(三菱電機)、内山靖崇。
女子は大坂なおみ(日清食品)、日比野菜緒(ブラス)、土居美咲(ミキハウス)がストレートインで出場する。
内山靖崇はなんとラストインで本戦入りを決めた。
記事:塚越亘/塚越景子 写真by W.Tsukagoshi CanonEos7D