厳しい!! 錦織圭vs西岡良仁 綿貫陽介予選敗退、坂本怜本戦進出、島袋将は出場ならず【マイアミ・オープン】

現地3月18日、グランドスラム大会に次ぐ格のビッグ大会「マイアミ・オープン」。男子シングルス1回戦で、錦織圭（ユニクロ）と西岡良仁（ミキハウス）の日本人対決が実現することとなった。二人の対戦は現地時間20日（木）、日本時間21日早朝の予定だ。（試合時間は決まり次第ここに上書き更新予定）。両者は2019年8月のATP1000シンシナティ大会2回戦で対戦し、西岡が7-6(2), 6-4で勝利している。この勝者は、2回戦で第29シードのマッテオ・ベレッティーニ（イタリア）と対戦する。一方、前週の「BNP パリバ・オープン」で予選突破から16強入りと大活躍した綿貫陽介（SBCメディカルグループ）は、予選1回戦で第6シードのガブリエル・ディアロ（カナダ）に1-6, 7-6(3), 3-6で惜敗。厳しい勝負の世界を痛感させられた。そんな中、主催者推薦で出場した18歳の坂本怜（IMG）が見事予選を突破し、本戦入りを果たした。現地19日の本戦1回戦でアレキサンダー・ミュラー（フランス）と対戦する。一方、望月慎太郎（木下グループ）は予選決勝ラウンドで敗退。ダニエル太郎（エイブル）、内山靖崇（積水化学工業）も予選1回戦で姿を消した。男子本戦はU-NEXT で視聴可能。
女子では、20歳の伊藤あおい（SBCメディカルグループ）が見事予選を突破し、自身初のWTA1000本戦入りを果たした。本戦1回戦ではローレン・デイビス（アメリカ）とフルセットの接戦を演じたが、4-6, 6-3, 4-6で惜しくも敗れた。また、柴原瑛菜（橋本総業）と園部八奏（そのべ わかな）は予選1回戦で敗退。一方、大坂なおみ（フリー）は本戦1回戦を突破し、2回戦で第24シードのリュドミラ・サムソノワと対戦する。さらに、内島萌夏（安藤証券）と主催者推薦で出場の石井さやか（ユニバレオ）は、現地19日に1回戦を迎える。日本勢の戦いはまだ続く。各選手のさらなる活躍に期待したい。

島袋将 予選ウェイテング
二大会連続出場できず

ニュースにはなっていないが、島袋将は予選ウェイティングリスト5番目で現地入りするも、欠場者が出ずに出場できなかった。「BNP パリバ・オープン」でもウェイティングリスト1番目で待機していたが、出場には至らなかった。ほんのわずかな差で大会に出られない厳しいプロテニスの現実がここにもある。しかし、島袋「こんなことにめげてしまう訳にはいかない」と、次のチャレンジとして、4月14日開幕の韓国チャレンジャーに向かう。頑張れ島袋将（有沢製作所）!!!!!!!

日本男女トップ300
錦織圭4強で63位
島袋将188位だが マイアミ出場できず

記事:塚越亘/塚越景子 取材協力/島袋将（有沢製作所）photo: @ivocimino03 Supported by HAT