メキシコ・アカプルコで開催されたメキシコ・オープン。錦織圭(25歳、日清食品)は、決勝で第2シードのダビド・フェレール(スペイン)と対戦し3-6、5-7で敗退し、メンフィス・オープンに続く優勝はならなかった。

メキシコ・オープン決勝、錦織圭のスーパープレー。

次に錦織圭が出場する大会は男子テニスの国別対抗戦のデビスカップ。3月6日から、カナダと対戦する。前回の対戦で欠場した世界ランク6位のミロシュ・ラオニッチと62位のバセク・ポスピシル、ダブルスでは世界ランク1位の経験を持つ、ダニエル・ネスターが参戦。会場はカナダ・バンクーバーで行なわれる。

世界ベスト16チームで戦う「ワールドグループ」において日本は昨年はベスト8の活躍を遂げている。今回は錦織とともに添田豪(30歳、GODAIテニスカレッジ)、伊藤竜馬(26歳、北日本物産)、内山靖崇(22歳、北日本物産)の布陣で臨む。

初日がシングル2試合、翌日がダブルス、最終日がシングル2試合、5セットマッチで行なわれ、3試合に勝利した国が準々決勝進出となる。またワールドグループの1回戦での勝利は世界ランク40ポイント獲得も出来る。

記事:長嶋秀和