18日、東京都江東区の有明コロシアムで行われているデビスカップ(国別対抗戦)の2011ワールドグループ・プレーオフ、日本対インド戦は最終日を迎え、第1シングルスで日本のエース、錦織圭(21歳)が、インドのビシュヌ・バルドゥハン(24歳)を、7-5 6-3 6-3のストレートで下し、日本の勝利を決めた。
この結果、日本の27年ぶりのワールドグループ昇格が決まり、2012年は、世界の強豪16ヶ国からなるワールドグループで戦うことになった。
インドは、右肩を痛めていた影響からか、エースで世界ランク65位のソムデブ・デバーマン(26歳)から、同456位のバルドゥハンにメンバーを代え試合に臨んだ。実力に勝る錦織は、バルドゥハンから4つのサービスブレークを奪い、逆に自身は1つもブレークを許すことなく3-0のストレートセットで完勝した。
勝利を決めた日本は、竹内監督を胴上げ後、メンバー4人で日の丸を手にコートを一周した。
前回、1985年にワールドグループで戦った日本は、初戦でアメリカに0-5で敗れている。来年は、新しい日本チームの活躍に期待が高まる。
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デビスカップ(DAVIS CUP)の仕組み
デビスカップ2011・ワールドグループ・プレーオフ
○日本 4-1 ●インド
9月16日(金)
シングルス1 ○杉田祐一 6-3 6-4 6-5 ●ソムデブ・デバーマン
シングルス2 ○錦織圭 6-3 6-2 6-2 ●ロハン・ボパンナ
9月17日(土)
ダブルス ●伊藤竜馬/杉田祐一 5-7 6-3 3-6 6-7(4) ○マヘシュ・ブパシ/ロハン・ボパンナ
9月18日(日)
シングルス1 ○錦織圭 7-5 6-3 6-3 ●ビシュヌ・バルドゥハン
ソムデブ・デバーマン→ビシュヌ・バルドゥハンに選手変更あり
シングルス2 ○添田豪 4-5 棄権 ●ロハン・ボパンナ
杉田祐一→添田豪に選手変更あり
※ルールに基づき、選手が変更になる場合があります。