■ニッケ全日本テニス選手権86th
13日、東京都の有明テニスの森公園テニスコート(ハードコート)で開催されている第86回ニッケ全日本テニス選手権は、男子シングルスの決勝戦が行われ、第3シードの守屋宏紀(21歳)が、第1シードの伊藤竜馬(23歳)を、5-7 7-6(2) 6-2の逆転で下し初優勝に飾いた。
伊藤は第1セットを1ブレークアップの7-5で奪うと、第2セットは両者譲らずタイブレークに突入。タイブレークでは守屋が立ち上がりから5ゲームを連取、7-2でセットを奪い返した。第3セットは守屋が5-2とリードで迎えた自身のサービスゲームで40-0と3つのマッチポイントを握った。一旦は、ジュースまで追いつかれるも、4回目のマッチポイントを決め、初優勝に輝いた。
世界を舞台に戦う2人には、どうしても手に入れておきたい全日本のタイトル。今年は守屋の手に渡ったが、来年は伊藤の奮起にも期待したい。
写真:Tennis Japan Koinuma 優勝した守屋宏紀、クリックで拡大
◆関連サイト
守屋宏紀オフィシャルブログ
全日本テニス選手権
男子シングルス
決勝
○守屋宏紀[3] 5-7 7-6(2) 6-2 ●伊藤竜馬[1]
準決勝
○伊藤竜馬[1] 6-4 6-4 ●松井俊英[4]
○守屋宏紀[3] 6-2 6-1 ●田川翔太(W)
準々決勝
【トップハーフ】
○伊藤竜馬[1] 7-6(3) 6-2 ●鈴木貴男[8]
○松井俊英[4] 6-4 7-5 ●竹内研人[9]
【ボトムハーフ】
○守屋宏紀[3] 6-3 6-2 ●近藤大生[5]
○田川翔太(W) 6-3 6-4 ●内山靖崇[11]
3回戦
【トップハーフ】
○伊藤竜馬[1] 6-2 7-5 ●綿貫裕介[15]
○鈴木貴男[8] 6-4 3-6 6-3 ●関口周一[12]
○松井俊英[4] 6-4 6-4 ●宮﨑雅俊[14]
○竹内研人[9] 6-3 6-3 ●小ノ澤新[6]
【ボトムハーフ】
○近藤大生[5] 6-4 6-3 ●李在紋
○守屋宏紀[3] 6-3 6-4 ●井藤祐一[13]
○内山靖崇[11] 7-5 6-4 ●仁木拓人[7]
○田川翔太(W) 3-6 6-3 6-2 ●杉田祐一[2]
2回戦
【トップハーフ】
○伊藤竜馬[1] 6-2 6-1 ●内田海智(W)
○綿貫裕介[15] 3-6 6-0 6-4 ●栗林聡真
○関口周一[12] 6-3 6-1 ●松永浩気
○鈴木貴男[8] 6-2 6-2 ●遠藤豪
○松井俊英[4] 6-3 5-7 7-6(7) ●片山翔
○宮﨑雅俊[14] 6-3 6-2 ●ロンギ正幸
○竹内研人[9] 6-4 6-3 ●斉藤秀
○小ノ澤新[6] 6-2 6-0 ●長尾克己
【ボトムハーフ】
○近藤大生[5] 6-1 6-0 ●松崎勇太郎
○李在紋 6-7(4) 6-3 6-4 ●江原弘泰[10]
○井藤祐一[13] 6-1 6-0 ●喜多文明
○守屋宏紀[3] 6-3 6-2 ●小野陽平
○仁木拓人[7] 6-2 6-2 ●志賀正人
○内山靖崇[11] 6-3 7-5 ●小山慶大
○田川翔太(W) 6-4 6-2 ●佐藤文平[16]
○杉田祐一[2] 6-2 6-2 ●權伍喜
1回戦
【トップハーフ】
○伊藤竜馬[1] BYE
○内田海智(W) 6-0 6-1 ●松田隼十
○栗林聡真 6-3 6-2 ●小山裕史
○綿貫裕介[15] BYE
○関口周一[12] BYE
○松永浩気 6-0 6-3 ●菊池玄吾
○遠藤豪 6-2 6-0 ●福田勝志
○鈴木貴男[8] BYE
○松井俊英[4] BYE
○片山翔 6-2 6-2 ●佐野紘一
○ロンギ正幸 6-2 6-1 ●畠中将人
○宮﨑雅俊[14] BYE
○竹内研人[9] BYE
○斉藤秀 4-6 7-5 6-4 ●伊藤潤
○長尾克己 3-6 7-6(7) 6-4 ●藤井信太
○小ノ澤新[6] BYE
【ボトムハーフ】
○近藤大生[5] BYE
○松崎勇太郎 3-6 6-1 6-2 ●前原健太朗(W)
○李在紋 7-5 6-4 ●湯原雅人
○江原弘泰[10] BYE
○井藤祐一[13] BYE
○喜多文明 3-6 7-6(5) 7-6(4) ●松尾友貴
○小野陽平 6-7(6) 7-5 6-1 ●一藤木貴大
○守屋宏紀[3] BYE
○仁木拓人[7] BYE
○志賀正人 2-6 7-6(5) 6-2 ●今井慎太郎
○小山慶大 6-4 6-3 ●古田陸人
○内山靖崇[11] BYE
○佐藤文平[16] BYE
○田川翔太(W) 6-1 6-1 ●佐藤博康
○權伍喜 6-4 6-3 ●吉備雄也
○杉田祐一[2] BYE
※カッコ[ ]内数字はシード順位、W:主催者推薦出場、BYE:1回戦免除