コツコツと積み重ねた成果

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本日行われたITFインドネシアG4のシングルスファイナル。
最後まで持てる力を出し切りましたが、残念ながらストレートセットでの敗退です。

シングルス本戦F
Shoki KASAHARA (JPN) [16] 3-6, 4-6 Rishab AGARWAL (IND) [1]

今日は、明らかに疲れが見えて動きの鈍い相手に対して、最初の2ゲームを連取。しかし、そこからは試合の緊張や焦りからか、攻め急いでしまいわずかなサイドアウトが増えて相手が立ち直るキッカケを作ってしまいました。相手は3週連続で決勝に残っている選手。悪い入り方をしてもチャンスを探りながら、段々と調子を上げてくる所はさすがでした。
昨日までの笠原君のプレーであればもう少しラリーをしながら、段々と自分のペースに引き込んでいくのでしたが、それをさせてくれなかった相手が上手だったのでしょう。
セカンドセットは先にブレークを許し、そこから自分のサービスキープを続けるものの、最後まで相手のサービスゲームをブレークすることができずに試合終了。
相手はディフェンス力が高く、ニュートラルの状態からのストロークが非常に深いので、笠原君が無理をさせられてしまうというケースが多かったです。
今後こういった選手に勝利して行く為には、ポイントを取るパターンを増やすとともに、勝負所を嗅ぎ取る嗅覚と集中力、そしてその場面でのショットの精度が鍵となってくるでしょう。

これで2週間にわたるインドネシア遠征が終了しました。
遠征や練習を通して、コツコツと積み重ねたことが、成果として表れたと評価しています。
また2人と遠征を回ることが出来るのを楽しみにしています。


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