友達の輪

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今回のITFインドネシアで亮が友達になった、スリランカの選手(写真真ん中)とオーストラリアの選手(写真右)です。

今週のジャカルタでの試合は亮と私以外日本人はいませんので、常に練習相手は亮自身が他国の選手に英語で話しかけてお願いしています。
(決して流暢な英語ではなく、中学校で学ぶ程度のレベルです。)
タイに住んでいるということもありますが、このあたり亮はあまり億劫にしてなく積極的に誰にでも話しかけています。私もせっかくの機会ですから、色々なコーチや親御さんと話をして情報を得るようにしています。

これまで私が引率してきたITFジュニアトーナメントを見ていると、日本人のコーチと選手のグループは常に日本人同士で集まり、グループのメンバーのみ行動をしているケースが多いです。(たまに同じ日本人の私でさえ、近づいただけで何だか腫れ物に触る様な対応をされる時もあります。)
コーチが英語で海外のコーチ達や選手と話すことに対して消極的な為に、そのようになっているケースもあるように感じます。
もちろんいつものメンバーで行動を共にし、練習をするということも良いのですが、せっかく海外に来ているわけですから、自分達と違う文化や環境で育って来た人達を、テニスを通して知るということも大切ではないでしょうか。
勇気がいるのは最初だけで、いざ話をしてみると最初の心配が何だったんだろと思う程あっけなく感じるかもしれません。海外に遠征に来る選手は、是非他の国の選手にも気軽に話かけて見て下さいね。友達の輪が広がって、遠征が更に楽しくなるはずですよ。

コーチは子ども達の将来の為に、沢山の経験をさせて価値観を広げてあげること、テニスを教えるのと同時に、子ども達を育てるということが仕事ですので、こういった他国の選手との交流やコミュニケーションにも積極的になるよう子ども達を促していく必要があるでしょう。

明日はジャカルタからスラバヤへ飛行機で移動になります。
またどんな出会いがあるのか非常に楽しみです。


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