ITFインドネシアの1週目に出場していたチェンマイで練習をしているタイの選手。
QFで第1シードのインドネシアの選手に敗退しましたが、左利きの選手らしい試合展開で、この戦術を軸に勝ち上がっていました。
相手はフットワークの良い小柄なインドネシアの選手でしたが、徹底したバックへのフォアハンドウインドミルでオープンコートを作り出し、ラットショットで決めるパターンと、オープンコートを意識させて再度クロスコートで相手の逆をつき、スティールでポイントを奪うという展開が主でした。
やっていることは単純なのですが、左利きの選手はこの戦術を使用することで、非常に有利に試合をすすめることが可能になります。
プロの選手であればナダル選手が非常にこの戦術を多様しているので、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
これまでタイ人の選手は体が強くパワーがあるという印象でしたが、このように戦術をきちんと理解して使用している選手もいることを知って驚いた所です。こちらにフィジカルフィットネスと持久力を高めて3セットマッチ戦いきるだけの体力がつけば、、、非常に怖い存在になることと思います。
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コメント
酒井コーチ、亮くんITF ポイント獲得おめでとうございます。
二人で頑張って獲得できて良かったですね。この勢いで
将基くんと3人でさらなる↑をめざして下さいね。
光祐の母さん
有り難うございます。これまでの積み重ねの成果だと思います。
しかし、今日はやられてしまいました。
受験生はこれからが本番だと思いますので、体調に気をつけて頑張るよう光祐君にお伝え下さい。
左利きと練習する機会も少なくかなりためになる戦術ですね。
左利きとの試合の対策としてほかに練習などで意識して教えていらっしゃることなどがあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
しょーたさん
コメント有り難うございます。
左利き選手との試合での対策ですね。基本的にどの選手と対戦する場合でもそうですが、どんな球種のボールを打つのが得意で、どういった時にミスが出るのかというのを試合前に探る様にはアドバイスしています。左利きと言っても色々な選手がいるので型に当てはめすぎずに相手の情報をきちんと整理することをはじめにしています。技術では右利きの選手が対戦する場合は、フォアハンドのクロスコートが角度を付けてきちんと打てることと、相手のバックハンドの高い所にもボールを打つことが出来るのが必須かとは考えています。