練習は感覚のアジャストメント

昨夜、金子コーチと一緒に食事をしていた際に、会話の中に出てきた言葉「練習は感覚のアジャストメント」
非常に印象的な言葉でしたので、理解を深める為にもこちらで記しておこうと思います。
この「感覚のアジャストメント」というのはどういったことかというと、正しい動きやプレーに、実際に自分が行っている動きや感覚をどんどんと近づけていく、その差の幅を段々と狭めていくことが練習であるということになります。

ビデオで自分のフォームを撮った時に、思い描いていたイメージと、実際のプレーが全くかけ離れていて愕然としたことはないでしょうか。
私は大学生の時に初めて自分のプレーをビデオで見て、他の人の映像かなと思うくらいイメージとかけ離れていた経験があります。私のイメージでは、アンドレアガシやセバスチャングロージャンだったのですが、、
こちらが感覚のズレになります。
練習とはこの感覚のズレを、理想に近づけていくこととなるわけです。

ということは、この感覚のズレを矯正していく為には、理想(イメージ)がきちんと明確である必要があり、これによって上達の速度も断然変わってきます。
プロの選手の動画を見て、真似をする。
選手の試合を見て、頭の中で戦術を理解し、どんなシチュエーションで使えるかをイメージする、といったことが重要なのはこの為です。

今はiPadのおかげで、コートで撮った映像を、タイムロスなく、その場ですぐ確認することができ、理想のスイングと照らし合わせることが、以前よりずっと簡単になっています。使用しない手はありませんね。


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