アガシのようだ


話題が前の事になりますが、楽天オープンのQFで錦織選手に敗れた、世界6位のベルディヒ選手が錦織選手の事を「アガシのようだ」と表現しています。
この言葉から察するに、ボールを捉えるタイミングとコース変更の早さだと考えるのですが、以前の錦織選手の試合と見比べてもポジショニングが前で、ボールが上がってきた所を捉えていることが多くなっているように感じます。また、ボールをわざと落とし、ヘビーなスピンを打つ事も混ぜて相手のタイミングを崩すこともミックスしているので、相手はそのタイミングの差に対応しきれていないことが多いように思えます。横からの動画がないので、ボールの高さがあまり分からないのですが、実際に見た方のコメントでは、錦織選手のフォアハンドはアウトと思われる位の高さから一気にボールが落ちるそうです。また、動きの速さと、読みが非常に優れている事がこのようなテニスを可能にしているのでしょう。
体格で劣るアジア人が、高いレベルで戦う上で大切な要素が、ここにあるように思えるのですが、いかがでしょう。

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