選手が戦術を理解し、自ら考えてプレー出来る為の指導

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今回タイで行われている2週のITFジュニアに出場し、その期間はAPF ACADEMEISでプレイベートレッスンとプレイヤーズクラスの練習に参加し、トレーニングを積んでいた太田 哲哉君です。

会場にいるとどうしてもコートの使える時間が限られていたり、体力的にも消耗してしまうので大会期間中に落ち着いて練習の出来る環境があるのは非常に有り難い事だと思います。

最初に哲哉君と会ったのは2年前のalloutのキャンプの時で、現在は、フロリダのハリーホップマンで練習をしています。

今日でトレーニングが終了したのですが、レッスン後、次の様な感想をくれたのは私にとってとても嬉しい事でした。

「これまでは練習していても、ボールの深さや球種(ラットショットやウインドミル)、高さ、戦術などを意識してはあまり打ってはいなかったのですが、APFで練習をして考えてプレーが出来るようになりました。」

哲哉君は、2週間で私たちが考えるテニスをよく理解し、積極的に取り組んでいました。
その結果、彼のプレーからは、以前よりもずっと1球1球の意図が見え我慢強くもなり、とても成長を感じました。

意識しないでもポイントが取れていた、勝っていた選手は、それが通用しない相手や、試合中に崩れた時に自分で修正が出来なくなる事がよくあります。

選手が自分のプレーをきちんと説明出来るようになり、戦術を理解していくと、これまで勝てなかった選手に急に勝てるようになったケースをこれまでも沢山見てきました。

それは、どのレベルの選手でも一緒ではないかと思います。

哲哉君、これからも頑張ってください!!


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