先週、今週で行わているタイのITFジュニアに出場した、アカデミー生の松田康希とPalm。
初めてのITFジュニアへの挑戦は、残念ながら、ほろ苦い経験となりました。
康希は1週目が予選決勝、そして今週は予選2回戦、Palmは予選1回戦での敗退。
そして、アメリカからこのトーナメントに参加する為に2週間一緒にトレーニングを積んでいた哲也も、1週目、2週目ともに予選2回戦で敗退。
結果は残念なのですが、まずはITFジュニアに出場出来る年齢になり、新たな舞台を経験した事をまずは嬉しく思います。
彼らが小さい時から見ていますから、正直、「ようやくここに来たな」という思いです。
これまではタイで同年齢であれば、ある程度勝つ事の出来ていた彼ら。
しかし、ITFジュニアに出場すれば、同年齢でも自分よりも強い諸外国の選手、年齢の上の選手に勝つには、という事を否が応でも考えなければいけません。
これまでもITFジュニアの試合を観戦しにいったりはしていましたが、外から見るのと、実際に出場するのでは、全く違います。
負けた事で、ここで勝利したいというと強い気持ちをもったことでしょう。
練習の中で何度も「我慢強くプレーする必要がある」「チャンスを見逃さずにいかなければいけない」と言っていた事が、なぜ必要なのかという事を経験から理解出来たことと思います。
又、勝つ為にはどれ位のレベルに達していなければいけないという、物差しを本人達が持った事でしょう。
1つ1つ課題をクリアーし、きちんと力をつけて、これからも頑張っていって欲しいと思います。
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