世界No1のシングルバックハンドを打つといわれているワウリンカ選手。
今日も錦織選手相手に、バックハンドで主導権を握るケースが多々ありました。
さて、このワウリンカ選手がなぜ、こんなにもエースを取る事が出来るのか、相手のバランスを崩す事が出来るのかを考えてみます。
【相手のスプリットステップのタイミングを外す】
これが大きな理由の1つかと思います。
スピードだけで、エースを取り続けるということは正直難しいです。
錦織選手、ワウリンカ選手は2人とも相手のタイミングを外す事がとても上手い選手です。
USオープン準々決勝は、そういった意味でも2人の駆け引きは、興味深いものがありました。
では、実際にどのような方法で、【相手のスプリットステップのタイミングを外す】しているのか。
具体的には、「わざとワンテンポ待ってボールを打っています。」
通常よりもボール1個?3個分程落として打つ事で、相手の重心の逆を付いたり、タイミングを外しています。
又はその逆で、「ボールの上がってきた所を打つ」ことも行っています。
これらを意図的に行っている選手と対戦する相手は、非常に嫌でしょう。
良いショット≠エースが取れる
タイミングを速く≠エースが取れる
だけでは決してありません。
この部分をどのように習得していくか、まずは選手達自身がイメージをもつ事が大切です。
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