つい先日、元全日本チャンピオン金子英樹さんが2012年に作成した「50の戦術」をAPF ACADEMIESのメンバー向けに無料公開しました。
目的の1つは、
「私たちの指導の元になっている事を広く知ってもらうこと」
です。
こちらのブログでも、今後公開していく予定です。
戦術のポイントや、戦術練習を取り組む方法など、私がジュニア育成の中で経験してきたことも補足で記述したいと思います。
さて、戦術を言葉で説明すれば、「ポイントを取るための具体的な方法」になりますが、
ここでは、「APF ACADEMIESが考える戦術とは」どのようなものなのかを説明します。
落語家は、簡単に言えば落ちのある話をする人ですが、まずは様々な「古典」を丸暗記するのだそうです。
「古典」とは落語の中では【型】であり、それらを丸暗記して人前で話し、経験を積んでいくことで、その落語家のオリジナリティが出るのだそうです。
テニス選手にとっての【型】とは何でしょう。
私たちは、「戦術」=【型】と考えています。
「戦術」を丸暗記し、練習や試合といった中で、経験を積むことで、そのテニス選手のオリジナリティに繋がるのです。
まとめますと、
私たちが考える「戦術」とは
選手が、オリジナリティを出すために、丸暗記をしてまずは身につけておくべき【型】
ということになります。
次回より、具体的な戦術の紹介をしたいと思います。
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