テニスを愛する皆さんこんにちは
全豪オープンも中盤に入り、徐々に選手の調子の良し悪しが
ハッキリとプレーに表れるようになってきました。
フェデラー・ナダル・マレーの３人がその他の選手より、一歩前に
出ているように感じます、特にフェデラーのフットワークが好調時の
動きに戻りつつあるので、見ていて心地良いですね。
昨年優勝のジョコビッチは、ラケットを変えた事も影響しているのか？
プレーや表情にも昨年のような凄みが感じられません。
今日は、アンチッチとジモンの試合をフルに観ることが出来ました。
１２０％の力でラケットを振り切って、６０％しか力が伝わっていない
アンチッチに対して、体格的にも貧弱なジモンは完全なカウンター狙い
で殆ど無駄なミスが無く、アンチッチの独り相撲のまま試合終了・・・
ジモンの試合を観るのは、殆ど初めてでしたが、流石に現在Top８に
入っているだけあって、ゲームの試合の仕方に余裕が感じられました。
鉛筆のように細い足や”体幹を使って・・・”等と言う動きが皆無なので、
一見するとトップ選手には見えませんが、自分のテニスの形をしっかりと
持っている選手でした。驚くべきは、ウィナーの数がアンチッチを上回って
いることです・・・マリオの守備力にも問題はありますが・・・。
日本人にもこのくらいの運動能力の選手は沢山いると思いますが、
動きやフォームがやや変則的なので、こういう選手はナショナルチーム
には選ばれずに、プロの道を進む事は無いでしょう。
ボブさんの好みでもないので、修造チャレンジも無いでしょうね・・・。
明日の注目は、デルポトロ対チリッチです。同じ１９８８年生まれで、
現在Top１０のデルポトロに対してチリッチは１９位です。二人とも
近い将来にグランドスラムで勝てる可能性のある選手です。
ジョコビッチは、バグダティスですか・・・厳しいかも・・・。