ドイツ全国大会・・・

テニスを愛する皆さんこんにちは

先週は、ドイツのエッセンという街でジュニアの全国大会(室内)が
開催されていました。レベル的には、男高女低という印象です。

男子は各年代共にBest16くらいの選手であれば、国際試合でも
そこそこの成績を残せるレベルだと思います。ATPでもTop20には
現在ドイツ人選手は一人もいないのですが、30~100位には
(3月9日付 ATPランキング)9人入っています。

ズバ抜けた選手はいませんが、男子の平均値は高い・・・ですね。


今大会も、先の全豪Jrで準優勝の選手やBest8の選手が出場して
いましたが、両選手とも2~3回戦で姿を消しています。このような
大会では、相手選手が「喰ってやろう」と必死でチャレンジしてくる
事と小さい頃から選手・コーチ共に相手の弱点を知っているので、
そこを狙ってしつこいプレーをしてくるのだと思います。

大会ドローは本選32ドローです。選手の選出方法は、ナショナル
ランキングの上位12人は本選ストレートイン、残りは各地域協会の
推薦選手が予選を戦います。予選は週の初めの2日間です。

ナショナルチームのメンバーは原則的には出場します。他に国際
大会に出場する場合は、大会のグレードや選手にとっての必要性
等を考慮して免除される事もあります。

この大会では、殆どのナショナルメンバーが参加していましたが、
夏に行われる大会は、全英ジュニアの前週なので遠征チームは
参加しません。

ちなみにミーシャは、この大会にはドイツ国籍を取得した15歳の
年に一度だけ参加しましたが、その後は全国大会には一度も
出場していません、ただし、国別対抗戦等のチーム戦に召集
された時は必ず出場していましたので、協会との間に軋轢などは
ありませんでした。(サーシャも国外の大会で勝ち進んでいるので
今大会はキャンセルでした)別に、大会を軽視している訳ではなく、
タイミングの問題だったと思います。

インドアの速いコート(カーペット)でしたので、全体的なプレーは
やや単調ですが、それでも数年前に比べると遥かに展開力が
Upしています。鍵はリターンの精度が上がっている事でしょうか。

女子に関しては、今後世界的には小柄で動きの良い選手が
台頭してくるのではないかと考えているのですが、全体的に
大柄で動きの遅い選手が多かった事が、私のマイナス印象に
繋がっています。

(注)小柄ですが、ショットの破壊力があって良く走れる選手です。

はい! くるみちゃん、みさきちゃん、がんばりや~~~。

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