ゆとり教育…? (Play&Stay,,,?)

テニスを愛する皆さんこんにちは

テニスというスポーツをあまり見た事が無い方や
小さな子供がテニス(ラリー)を始める上で、
柔らかいボールやスポンジボールを使って最初の
プロセスを進めるのは効果のある事だと思います。
(実体験として、、、涙)

レベルが上がった方でも、狭い空間を最大限に
生かす工夫や限られた反応時間でショット選択を
する判断力、またはボールタッチを磨く上でも、
小さなコートで練習する事の意味はあります。

例えば私も手軽にフットサル等を楽しむので、簡単に
出来るというのは、大切なキーワードだと思います。

ITFが最近熱心にプッシュしているPlay&Stay、、、
上記の様に手軽に出来るというメリットを生かして
テニス人口の増大を狙っているとの事です。

実際は全く興味が無かったのですが、私の知人にPlay&
Stayのボール(3種類ある)の購入を依頼されて
始めてサイトを検索したのが始まりです。

http://www.tennisplayandstay.com/site/

このサイトはフェデラーやナダルも登場して面白い。

このPlay&Stay自体は良い取り組みと言えるのですが、
ITF(国際テニス連盟)の方向性がもう一つ理解出来
ないのが本音です。

2012年から国際ルールで、10歳以下の大会が普通の
コートと普通のボールで出来なくなるって本当なの
だろうか、、、。 信じる事が難しい話です。
(非公式の大会はOKなのでしょうか?)

Play&Stayも普通の大会も、同時進行で両方プレー出来
ないとあんまり意味が無いという気がします。

10歳以下を甘く見ちゃいけませんよ、最近の
ちびっ子は中々やりますぜ。

まさか新手の「ゆとり教育」だったりして、、、。

「これ以上、上手くなっちゃいけません!」ってか?!

ではまた


コメント

  1. riki さん : 2010.12.04

    Play&Stay、、、
    テニスクラブのビジネスのネタとしては面白いかも
    しれません。

    私のまわりのことだけですが、
    ジュニアスクール生(ジュニア選手育成とは別の一般の)
    の中で娘(小3)と同級生や1、2歳上くらいの子
    (特に女の子)はレギュラーボールと通常のコートでの
    練習がきつそうな場面(サーブがネットまで飛ばない、
    相手のボールを打ち返すのも大変そうなど)が多々
    みられます。

    サーブがちゃんと打てない、ボールが飛ばないとなると
    やっていて面白くない。やめよう。。。

    また男の子でも、そこそこできるが試合では中々勝てない。
    そうこうしているうちに中学生に。
    部活で一応軟式テニス部に入部する。
    小学生のときにラケットは振っていたので、全くの初心者
    よりはできるためレギュラーに近くなる。
    部活の方が面白いからテニスクラブはやめる。。。

    この長引く不況下、子供のおけいこごとにお金を出すのも
    相当大変です。子供のモチベーションが下がったものに
    わざわざお金を落とす親も少なくなっているかなと。。

    ジュニアテニスは野球やサッカーのような子供が夢を見る
    時間帯(メジャーリーガーになる、W杯にでるなど)の作り方
    が下手な感じがします。

    もちろん、全員がトッププロになれるわけではないとしても
    中学生くらいまでは、そんな夢を見させることの時間帯を
    作る努力をしないと子供たちは続かない。

    いかにお客様(子供)に楽しんでもらえるかのネタがそこには
    あるような気がします。

    でも、日本ジュニアテニスの底辺の力は落ちそうですね。

    小3の長女、9月より通っているクラブのジュニア選手育成
    クラスにお世話になっていますが、わずか3カ月足らずで
    先に頑張っている子達に試合で勝ち始めています。

    「麦は踏まれて強くなる。」は本当のようです。

    ただ、やはり「一日の長」といいますが1年早く、2年早く
    そういったクラスで練習をして、試合にも多く参加している
    ジュニアの子たちを負かすのは容易ではないようです。

    娘の場合はまだ小3なので先にやってきた子たちを追い付き
    追い越すことも、そんな多大な時間が必要とは感じませんが、

    中学生や高校生で初めてレギュラーボールを握った子が、
    小学生低学年からバリバリやってきた子に追い付き追い越す
    のは取り組んできた時間を考えると結構大変かなとも
    思います。

    テニスクラブが経営上なりたたなければジュニア選手も育た
    ないけど、グリーンボールと狭いコートでやらせても世界は
    遠くなる。

    でも裾野が拡大しないと、世界に通用するプレイヤーも
    産まれない。

    本日、クラブのコーチより娘が参加する予定だった10歳以下
    の大会が、グリーンボール使用に変更になったためキャンセル
    しますと言われ、本ブログの内容が私としてすごくタイムリー
    だったので、たくさん書いてしまいました。
    長文ですみません。

    長すぎるので表示されなくて構いません。

    返信

  2. 濱浦 さん : 2010.12.05

    rikiさん

    貴重なコメントありがとうございます。

    上手くなった子供からすると、ずっと小さな
    コートでプレーするのはつまらないと感じる
    かもしれないですね。

    世界共通のルールとして、動いて行くと思うので
    日本だけが取り残されるとは思いませんが、レベル
    アップに(それが全てではありませんが)つながら
    無い事は問題だと思います。

    まだ、1年間ありますので、状況は変わるかも
    しれません。

    返信

  3. ひろQ さん : 2010.12.06

    いつも楽しく読ませていただいています。

    実はウチの娘達の通うスクールでは積極的にこの柔らかいボールを使って練習させています。それは以下のようなメリットがあるからということです。

    ・ボールが飛ばないからプロと同じようにフルスウィングするのが当たり前というテニスを覚える。
    ・ボールをハードヒットしても腕を痛めない。
    ・打球をコントロールしやすいためフルスウィングしながらも長いラリーになりおのずと”組み立て”を考えるようになる。

    僕もこれにはおおむね賛成で、小さい頃からプロと同じようなテニスをする癖がつくとしたら、それは小さい体ながらも普通のボールを使って”ジュニアの世界でポイントを取るテニス”に特化したプレイスタイルに固まってしまうよりは良い事だと思います。

    コートサイズに関してもそうで、小さな子どもが大きなコートでプレイすれば、それこそ前へおびき出して上を抜けば簡単♪みたいな戦術はできなくなるでしょう。そうすれば子どものうちからもっと積極的にネットへ出よう!みたいな流れはできるのではと期待しています。

    返信

  4. 濱浦 さん : 2010.12.06

    ひろQ様
    貴重なご意見ありがとうございます。

    ひろQさんの指摘される様に、私も上記の様な
    メリットは十二分にあると考えています。

    どうもありがとうございました。

    返信

  5. ジンタのオヤジ。 さん : 2010.12.09

    これっててっきりUSTAだけのことだと思ってたら、ITFの取り組みだったんですね、、、

    返信

  6. 濱浦 さん : 2010.12.09

    ジンタのオヤジさん

    コメントありがとうございます。

    はい、ITF主導のビッグビジネスです。笑

    ジンタ君は頑張っていますか?

    返信

  7. ジンタのオヤジ。 さん : 2010.12.17

    ジンタもマッタリとですが頑張っております。

    先日もまるでデビーコステンのようなような子とフルセット
    の死闘を繰り広げておりました。そのうちヒロミスペシャル
    ならぬ、ジンタスペシャルも生まれるかもしれません。

    ご期待ください(笑)。

    返信

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