リードを広げる、、、

テニスを愛する皆さんこんにちは

スポーツの世界では「相手に追いかけられるより」
「相手を追いかける方が楽」と良く言われます。
(スポーツに限った事ではないでしょう)

実力が互角以上の相手と試合をした場合、序盤に良い
プレーをしながらも、リードした瞬間に「力む」「縮
こまる」という消極的なプレーに変わり、相手に逆転を
許すという事はプロの試合でも良く見られる事です。

先日のサッカーの試合で私が応援するチームの大勝に
我を忘れるほど興奮したのは、5−0という結果だけ
ではなく、2−0、3−0とリードした後もそれまでの
姿勢を変える事無くプレーし続けたからです。

これは実力が互角の相手に対しては、非常に勇気の
いるプレーだと考えます。(カウンターは怖い)

テニスはサッカーと違い、時間切れで逃げ切るという
事が出来ないスポーツです。その意味で「リードを守る」
という事が、非常に難しいスポーツであると私は考えて
います。ですから、常に「リードは広げる」という意識で
ゲームに取り組む事は非常に重要です。

ジュニア時代に良く結果だけにとらわれるなと言われ
ますが、これは「リードを守る事だけにとらわれるな」
と言う事なのです。

12歳、14歳の時点で「リードを守る」習性や癖が
ついている選手は、18歳以上になった時には「リード
を守る」どころか、「リードを恐れる」ようになって
いるでしょう。

試合を観戦するご父兄の方々は、お子さんの「リードした
時のプレー」「リードした時の姿勢」に是非注目して
試合を観戦して頂きたいと思います。

「リードを守ろうとした瞬間」から、停滞は始まっています。

ではまた


コメント

  1. riki さん : 2010.12.06

    『「リードを守ろうとした瞬間」から、停滞は始まっています。』

    夏に娘がでた試合で、「40―0」からの状況で2ゲーム落としたことに
    妻がすごく怒りました(試合会場で。娘はブーとむくれていました。)。
    そばにいた少し年上の男の子が「でもそこからが中々取れないんです
    (そんなに怒らないでと言わんばかりのフォロー)。」

    やさしい子だなと感心してましたが、「そこから(40-0から)
    中々取れない」理由がこれなんですね。

    「リードした時のプレー」「リードした時の姿勢」
    試合中良くみておこう。

  2. Birdy さん : 2010.12.07

    デビスカップが白熱の展開で終えた終えた今、タイムリーなテーマでしたね。

    ただクラシコに関しては当然でしょう、何年か前に相手に敬意を表した選手にバッシングが遭った土地柄ですから。
    他のクラブで監督があんなことしちゃったらサポータからもブーイング受けちゃいますよ。

    5点目なんかは、MLBだったらunwritten rules で次の試合に必ず頭にボールが飛んできますね!(どう見ても3点目で決まった試合だし4点目で駄目押しでしたから)

    因みに私の携帯ストラップはFCBです、誤解なきよう‥

  3. 濱浦 さん : 2010.12.07

    rikiさん

    う〜〜ん、これは難しい所ですね。

    世界の一流プロ選手でさえ、後一本が取れない
    という事はありますので、このケースではあまり
    厳しく接する必要は無いでしょう。

    大切なのは、闘う姿勢や攻める姿勢だと思います。
    (相手のミスを待たない事)

    頑張って下さい。

  4. 濱浦 さん : 2010.12.07

    Birdyさん

    コメントありがとうございます。

    ちなみに私はバルサファンではありません。
    (スタイルは好きですが)

    携帯ストラップはイタリア製の赤黒です。

    誤解なきよう、、、

  5. riki さん : 2010.12.07

    濱浦様

    貴重なアドバイスありがとうございます。

    頑張ります。

  6. 濱浦 さん : 2010.12.09

    rikiさん

    もっと大切なのは、最後まで闘う姿勢です。

    40−0から何回追いつかれても、5−3の
    リードから何回追いつかれても、最後まで
    闘い抜く気持ちが一番大切です。

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