落とし穴、、、？

テニスを愛する皆さんこんにちは

今週はWTAシュツッツガルト大会に行っていました。

現在仕事で関わっている関係上、主にウォズニアキの
練習と試合に注意を払っていました。（伊達さんの
練習もじっくり見れました、、、見るだけで緊張）

先月日本から送られて来たテニスマガジン５月号の
（編集長の青木さんありがとうございました）記事
の中で、３０ページ〜３５ページのPファイン氏の
ウォズニアキの分析は中々刺激的な内容でしたので、
その記事の内容と実際のプレーの比較を自分の中で
していました。

自分が関わる選手ですので、厳しく見てしまう部分と
多少贔屓目で見てしまう部分の両方がありますので、
私の話は３０％オフくらいで聞いて欲しいのですが、
実際のプレーを見ていて彼女のプレーレベルは常に
レベルアップしているなと感じます。（具体的には
ネットプレーやドロップショット等です。フォアも
良くなって来ています）

そのレベルアップの仕方が良いと思います。練習で
試している事を試合の中で「自分のゲームを完全に
崩さない範囲」で上手く試しています。故に試合毎
に主に試合の序盤で若干のバラツキがあったりする
のですが、とてもポジティブなレベルアップの仕方
だと感じます。（特に彼女のランキングでは至難の
業でしょう）

これは、お父さんのコーチングの賜物です。彼女は
お父さんが立てる戦略を非常に高いレベルで忠実に
実行している様に感じます。そして、お父さんは長期
のタームで彼女のプレーのレベルアップを考えている
と思います。（世の中の多くのお父さんコーチと違っ
て机上の空論タイプではありません）

前述の、ファイン氏の記事の意見は大勢を占める意見
だとは思いますし、過去に多くの選手が「あれが足り
ない、これが足りない」という批判に晒され自分の
プレーを見失う落とし穴に落ちて行ったと思います。

彼女の場合は、今のお父さんとの関係が続いている
限りは落とし穴に入ってしまう可能性は少ないという
気がしています。決して排他的すぎる（笑）お父さん
では無く、周囲の良い意見は受け入れる頭の良さも
持ち合わせている事も彼女には好影響なのでしょう。

＊質問　

　彼女がボクシングのトレーナーを雇っているのは
　有名ですが、その理由ってわかりますか？
（誰でも知っているよ、、、であればごめんなさい）