テニスを愛する皆さんこんにちは
私はテニスに限らずスポーツ全般に興味がありますが、
それでもテレビのチャンネルを合わせる時の基準は、
試合会場(スタジアム)にどのくらいのお客さんが
試合を観に来ているのか?で決める事が殆どです。
たとえ FCバルセロナとレアルマドリッドがサッカーの
試合をしても、無観客の試合であれば楽しむ事はおろか、
両チームのプレーの質が上がる事は無いでしょう。
どれだけ権威を謳おうが、PRをやっていようが、いざ
試合を中継した時に観客がいなければ試合を観る気は
おきません。最近のATP/WTAの大会では、スタジアム
の半分近くに黒い幕を張って、テレビ中継で空席が
目立たないようにするケースが増えています。
(これは問題です)
よく「濱浦さんはどのグランドスラムが好きですか?」
と聞かれます。全豪、全仏、全英、全米、どの大会も
特色がありますが、明らかに全英オープンの格式と
重要度は他を圧しています。ウィンブルドンのセンター
コートだけが、初日から最終日まで常に満席なのです。
そして、前日から並んで席を手に入れた観客の選手への
プレーに対する要求と集中力は非常に高いです。私も
昔はいつまで「芝生」でプレーしているんだ?と思って
いた幼稚な関係者の一人ですが、今ではこの大会が持つ
伝統と格式の意味を少しは分かるようになってきました。
私は今回ネットで観るだけですが、今週の有明には多くの
観客が足を運んでいるように感じます。その一人一人が
大会の歴史を作り、選手を育てていくのだと思います。
同大会の成功と同時に、ARIAKEの名前が少しでも世界に
響く事を心から祈っています。
ではまた
Advertisements
コメント
浜浦さん、君の意見にはいつもわくわくして同感する点が多いです。が、10月3日付けの日本経済新聞スポーツ欄に、女子テニスを支えている東レパンパシフィックオープンについての素晴らしいコラムがありました。ぜひお読みになることをお勧めします。日本のテニス界を海外から見ているといろいろ感じることが多いかと思いますが、私たちがジュニアの時代から長くに渡って日本のテニストーナメントを支えている方々の変わらぬ熱意は忘れてはいけません。28年間に渡ってひとつのトーナメントを続ける、ということはこれは大変なことです。継続は力なり。私たちの恩師はその間ずっと大事なことを伝えてくれています。お互いがんばりましょう。
木下様
コメントを頂きありがとうございます。
日本経済新聞のコラム欄を読んだ後に、改めて返信させて頂きます。「私達の恩師」という言葉は非常に重いとは思いますが、正直に感じたままをお伝え致します。
今後ともご指導の程、どうぞ宜しくお願い致します。