テニスを愛する皆さんこんにちは
昨日に引き続いて上海マスターズをテレビ観戦。
思い入れの強い圭の試合ではないので、やや集中力
（元々無い？）に欠けましたが、だいたい最後まで
見る事が出来ました。
どちらが良いという事ではなく、マーレーとフェ
レールの試合を観ていて感じたのは、ポジショニング
の違いです。普段、ポジショニングは前後の位置を
意識して見る事が多いのですが、今回の二人の場合は
両選手の横の位置取りです。
単純にフェレールはフットワークを生かして大きく
フォアに回り込み、その分オープンコートも作るの
で常に攻守の両場面でアクティブに運動している
状態です。
マーレーは不必要にはフォアに回り込まないので、
かなりのポイントをセンターマーク付近で過ごし
ています。相手にオープンコートを与える事は少
ないです。このポジショニングは、今後の次々世代
くらいの選手では確実に増えて来ると考えています。
（ただし、バックハンドのストレートを難なく
コントロール出来る事が前提です。）
昔も今も今後もフォアハンドの優位性は絶対にある
と思います。ただし、それはより精神的な意味での
優位性に取って代わられるかもしれません。「この
ボールは絶対にフォアで叩けなきゃダメだ』という
サービスライン付近の緩いボールに限定されていく
可能性が高いように感じます。
試合後のスタティスティックで、両選手の運動量と
いうのは計測されて出てこないのでしょうか？
３セットないし５セットでの各選手の一試合あたり
の運動量（単純にコート上で走った距離）が計測出来
て、GS優勝するまでの全試合の運動量が計測出来て
いれば、もう少し明確な選手各個人のプレースタイル
に合わせたコンディショントレーニングが出来そうな
気がします。（他の選手も参考に出来るのでは？）
「そんな事はこのサイトを見ればわかりますよ」という
詳しい方がいらっしゃる様でしたら是非紹介して下さい。
ではまた
コメント
一部の(お金の面も含めての)トップスポーツでは、試合中に何歩走ったか。最初の○○メートル(何分間)は速度平均が○○km/h。終盤は何キロに落ちる。そのため、選手を交代して○○分たったら交代させた方が良い、、といったデータ解析をしているのが現状です。
あるチームスポーツでは、試合中はルールで使用不可なのですが、練習中はすべての選手がGPSを装着して、リアルタイムでデータ解析。そのために自前の専用衛星を用意し、提携先の大手IT企業と協業で分析、、、っというのが当たり前になってきています。
F1などはちょっと行き過ぎではないかと思うくらい、できることはすべて手を出していますよね。
テニスは個人スポーツということもあって、お金を出しづらいためにそういうデータ化は遅れていますね。
でもやはりすぐに他のトップスポーツ同様の対処は当然のこととなっていくと思います。
濱浦さん
昨日、無事にルクセンブルグへ到着しました。すでに数名の選手へ挨拶しています。
EURO SPORTSチャンネルでサッカーを見ていますと、各選手が試合中にトータルで何ｋｍ走っているなどのデータは紹介されています。
確かにテニスでそのようなデータがわかると良いと思います。時間ある時に調べてみます。
Tanaka様
コメントありがとうございます。
なるほど、将来的（現在でも？）には腕時計等でも自分の走った距離が計れるようになるのでしょうね。そういう事は、もっと取り入れて行きたいですね。
参考になる情報でした。ありがとうございます。
椙田君
Luxお疲れさまでした。
プレースタイルによって運動量の違いが明確に
わかるようにするのは大事だよね。
濱浦コーチ
こちらのフォアハンドのご説明については私も大変納得しています。効果的な戦術を使いながらも、出来るだけ省エネでプレーをしていくことが、トーナメントを戦う上で非常に重要だと考えます。錦織選手も以前よりもそのようなプレーに変えて来ているのではないでしょうか。
酒井コーチ
省エネって日本では良い印象が無いからね、、、
でも、効率よく勝つ事は大切だよね。
怪我も少なくなるし、、。