テニスを愛する皆さんこんにちは
「いつも日本人ばかりで群れているからダメなんだ』
良く耳にする言葉です。私自身もそう思っていた頃が
ありました。しかし、ツアーを見渡しているとスペイン
の選手達は朝起きた時から練習、昼食、練習、夕ご飯
、、、全てスペイン人だけで行動していると思います。
ロシア人も、ドイツ人も、、、余程変わり者(私のよ
うな?)では無い限り同国人、もしくは同じ言語を
語る仲間と一日の大半を過ごす事が普通です。
共通の話題があってリラックス出来るという事も、
もちろん大切なのでしょうが、多分、ツアーという
緊張感も伴う場所の中で、その国の人間にしか感じ
取れない「空気」や「間」「時間の流れ」をある程度
読めるという事がとても大切なのだと思います。
男子も女子もツアーの中で、良い意味で日本人の仲間
同士で切磋琢磨して頑張って欲しいと思っています。
ただ、意味も無く選手ラウンジでだらだら過ごす事は
ヤメた方が良いでしょう。
それは、ただのエネルギーの無駄遣いです。
ではまた
Advertisements
コメント
日本人の場合、多くの場合が不安感の共有が目的で「群れ」ます。これがいけない!切磋琢磨ではないんですよね~残念ですが・・・
全く記事の主旨を関係ありませんが、添田選手のデ杯後のスケジューリングについてどうお思いになりますか?
デ杯直後にイタリアのCH(2R負け)>マルセイユ(1Rでガスケ選手に負け)でした。
私はてっきりその後はドバイにチャレンジするかと思いきや…マレーシア>京都>中国のCHを回る予定だという噂です。
やっと80位前後のランクを手に入れた添田選手がツアーをメインに戦える切符を手に入れたというのにこの選択です。
確か27歳になる彼が今の地位でプロ生活できるのは下手をするとここ1・2年ではないかと思います。その間に実力をつけてトップ100圏内に定着できなければCHの選手としてやがて引退してい行くことが見えくるかもしれません。
つまり、ここから先は彼のプロとしてのサバイバルがかかっていると目していました。
デ杯のPOのルーマニア戦でほんの少しだけ目にした彼のプレーは一瞬だけ(確かNHKのスポーツニュースに出た一瞬でした)でしたが、充分に世界に通用する能力を感じました。その後何年も何年も堂々巡りを繰り返す彼に歯がゆさをずっと感じてきました。
この期に及んでこの選択は…ショックを通り越して絶望感すら感じてしまいました。
この辺は日本人のツアー経験の無さを感じ、ツアーコーチは未だ外国人コーチの力を借りる方がメリットが大きいように感じる部分なのですが、如何お感じでしょうか?
彼はザンゲネッティ氏という優秀な外国人コーチを雇っていると聞いていたので、その氏の指示なのか?もう離れたのか?ナショナルのコーチ陣は関知しないのか?謎と疑問だらけです。
尚、スケジューリングに関しては正確ではない可能性はあります。ドバイ~インディアンウェールズ~マイアミというルートを辿れば、問題とするのはデ杯直後のイタリアのCH参戦についてだけしか問題とはしませんが…是非ともこの件に関して貴兄のご意見を伺いたいと思いました。
記事のコメントに相応しくなかった事は謹んでお詫び申し上げます。
Zero coolさん
コメントありがとうございます。
そうですね「不安感の共有」という意識は確かにあると思います。
国籍に関わらずトップアスリートであればある程、不安感や恐怖感とは常に隣り合わせですから、選手同士で一緒にいるのかはともかく「常に誰かを近くに置いておく』「グループで行動する』様に感じています。
「不安感の共有」がもう一段意識が上がって、「不安感の克服』に繋がれば良いのでしょうか。
匿名希望様
コメントありがとうございます。
実は同じ様な質問を何人かの方からメールで頂きました。多分、多くの方が匿名希望さんと同じ様に感じたのだろうと思います。「なぜ上の舞台へ行かないの?」と。
私自身が添田選手と特に近い関係という訳ではありませんので、正確な所は良く分からないのですが、私はこのスケジュールは有りだなと思っています。
多分複数の理由があってこのスケジュールにしたのだと思いますが、私の観る添田選手というのは「自分の環境がある程度落ち着いている時に非常に高いレベルのパフォーマンスが出来る選手』だと考えています。
その意味では、無理をして高いレベルで戦うよりも(去年の同じ時期の成績とのバランスもあると思いますので)より確実なCHで、勝手の知るアジアで戦うというのは、27歳のプロ選手として経験を積んだ上での判断だと思います。そしてある程度、落ち着いた環境を整えた上で全仏やウィンブルドンのシーズン(確実に本戦からスタートする)に挑戦するという事ではないかと考えています。
全日本室内選手権に出場するという事も、日本のトップ選手として責任のある行動なのだろうとも思います。多くの方の「?」は大きな期待の現れだと思いますが、私は非常に現実的なとてもプロフェッショナルなスケジュールだと感じています。
80位代を確実にキープしてグランドスラムのシーズンに入る事は、非常に大切です。(多分この時期にディフェンドしておくポイントがあるはずです)
今年はオリンピックがあるんじゃなかったっけ?
英樹へ
そっかオリンピックか、、、。
場違いなコメントに真摯にお答えいただき感謝いたします。
ん~、なるほどでもあります。オリンピックもありますしね…。
ただ、やはり納得できないのが、「この期に及んで」という部分で…少なくとも私が初めて目にしたあのデ杯でのプレーの時点で充分な実力はあったと思うのです。
恐らくあの時点であのプレーなら、その1・2年前にもそれなりのプレーはしていただろうと推察出来ます。あの頃でも遅かったかもしれませんが、もっと早くステージを上げていれば今頃はもっと違った(今よりも明るい)未来だったかも…という想いが拭いきれません。本人には全部が終わってから振り返ってくれればいいと思いますが、私的には歯がゆさがMAXです。
勇気ある決断をすべきタイミングは何度となくあったはずだと思うので。ま、覆水盆に返らずですが…
言わんとしていることは理解していただけると思います。何が良かったかは誰にもわからないのでしょう。そもそも答えなどない世界だと思います。
私も日本テニスを応援するものとして、ここは素直に(?)彼の思いが結実する事(ロンドン五輪出場)を心から祈りたいと思いますね。何事も成してこそ何かが得られるでしょうからね!
またまた飛躍して恐縮ですが、日本人男子はどうしてプロになってからも拠点を日本に置くのでしょうか?そろそろ海外でも良い環境を得られるはず(例えばブレット氏のパレルモ?や、貴兄のいるドイツも…、IMGは高すぎるのでしょうか?)だと思うのですが、その辺から決断(覚悟と言ってもいいのか?)出来ない状況というのがもう一歩先に進めないというか、飛躍できない一因なのかもしれないと感じています。
そこはもう一つ先の世代まで待つべき状況でしょうかね?勇気ある若者の登場を心待ちにしています(長年になりますが…)。
ps.今後も忌憚ない突っ込んだ記事の公開を秘かに期待しております。負担の無い範囲で…
もうずっと昔の事ですが、全米のときに中国のナショナルチームは、会場近辺ののマンションを借りて全てのスタッフで共同合宿生活をしていました。
練習もランニングも、食事の準備も全部彼らだけでやっていましたが、その翌年ジェンジーとヤンジで全豪のダブルスを制覇しました。
やはり要はやり方なのではないかと思います。
他の方の書き込みに「海外に拠点を」との指摘もありますが、実際に海外での生活をされてみれば同国選手同士で一緒に居ると言う事の意味がご理解いただけるのではないかと思います。
特に日本は、言語も通貨も食生活も文化背景もおよそそのすべてが唯一独特のものなので、リストアップされたテニス環境だけで判断するのは安易だと思いますし(これはやはり海外在住の浜浦様であればご理解いただけると思います)、欧州や他の諸外国の選手がスペインやFLに拠点を置くのとは大きく違うことでしょう。
先に挙げた中国選手も、世界中にある中華社会の規模と成熟度を鑑みれば、日本人が同じに考える事は不可能ですし(事実全米時の宿舎は、中国系アメリカ人の富裕層から提供されたものだと言う事でした)、添田選手の件もそうですが、国内に居ては分からない事が多いのだなと感じる事がしばしばです。
まぁ我々一般のスポーツファンのお仕事といえば、無用で筋違い/勘違いの余計な心配をする事に他なりませんが(笑)
あまりはっきりということは避けますが、私は日本人でありながら日本人との「群れ」を避けます。理由は簡単で、自分を捨てて「群れ」に従う必要性があるから。外国人にはそうした「群れ」の特性がありません。その場その場で「群れ」から離れても再度「群れ」に戻ることを歓迎してくれます。これが強さになります・・・
Comments are closed.